生活、音楽、吉井さん
- 2025.04.29 [PR]
- 2017.12.21 誕生50周年
- 2017.11.01 “ここで歌うよ 君に捧げよう”
- 2017.10.25 おめでとう&今ライブで聞きたいスピッツの曲の話
- 2017.10.16 Memories of SPITZ EXPO2017☆10/5 その3
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マサムネー!誕生日おめでとうだよー!!
今年からお名前をさりげなく呼び捨てで書かせていただいておりますけども、前から心の中ではずっとマサムネ呼びだったので、そろそろいっかなーと思って笑(何そろそろって)。
スピッツのこと、年々好きになっていく感覚があるのだけど、今年これでもか!というほど30周年記念のツアーに参加して、わたしゃ本当にあなたの作る歌が、あなたが歌う歌が好きだなあと心底実感した次第です。
私と同じ年だけスピッツをやってきたあなた。毎年会うことができてほんと安定感のあるバンドだなあと感激だけど、バンドのフロントマンとしてプレッシャーもあると思う、大きなツアーが終わって、疲れたって会報で読んで、そうだよなあって。
それでも、毎年会える安定感、ずっといるよと与えてくれる安心感。あなたはとても優しい人、本当にどうもありがとう。
マサムネも50歳、でも...ロックのほそ道でグレートさんがあの気づかなかったときの真相?を話してくれたとか。ハタチくらいの浪人生って、どんだけ見た目年齢若いんだ笑。そうそう見た目が若いと言えば私も、ロックロックのとき、すごろくするマサムネがなんかわかんないけどやたら若くて可愛くて心の中で驚愕しながら「かっかわい〜〜〜!!」って叫んでいました笑。
優しげなかわいいロックじじいさん。
50歳も、50代も、たくさんのステージに立てますように。
そこから見える最高の景色の一部に、私もなれるようがんばります。
またライブで会いましょう!
風邪ひきませんように。
決定的な何かがあったのかと言えばそういうわけではないのだけど、一生懸命が空回りしていないかとなんとなく勝手に不安になってきて、弱気な自分が顔を出す。
気分に合った曲を探していて、耳にとまったのはスピッツ「未来コオロギ」。
“時の流れ方も 弱さの意味も違う
でも最後に決めるのは さっきまで泣いていた君”
ああ、はやくあの場所に行きたいな。
ステージをわくわくしながら見上げたい。
あの時の私は、子供のよう?ただの大人?
少なくとも、音楽を聴いている時の私は何も取り繕っていない私でいられる。
歌詞に出てくる“忘れないでね 大人に戻っても”というのは、子供から大人に戻る、というよりは、私にとっては傷つかない術を身につけた(フリをしている)大人に戻ること、ということかもしれない。などと考えてみたり。
11月30日、素敵なパラレルな国へ連れていってね。
もうこんな日は二度とごめんだー!と思うけど、そういう日の方が達成感があったりもしたり。
お天気雨の帰り道に虹を見かけて、今日は疲れたけどちょっといい気分な帰り道でした。
*
スピッツのドラマー、﨑山龍男さんこと﨑ちゃんが今日で50歳に。
30/50のファイナルで、「これからも生ドラムにこだわって」と言っていたのが心に残っています。
スピッツで誰よりも汗をかきながらスピッツのリズムを支える﨑ちゃん。大好きなドラマーです。
﨑ちゃん、誕生日おめでとう!スピモバのトップのイラスト、すてきだなー。
今日はスピッツの冬イベ、ロックロックこんにちは!Ver.21~EXPO2017~の抽選結果が出ましたが、結果は、当選!わーい!これが私にとって2017年締めのスピッツです。今年はたくさん会えたなー!ほんとうに!笑
フェスなのでスピッツの他には3組が出演。ガールズバンドってフェスでも今まで見たことあったかな?というくらいなので、ねごとちゃんたのしみにしています。チェコは美少女のタカハシマイちゃんに会えるのがたのしみー♡(ミーハーですみません笑)そして最近出演が発表された平井堅さん!ジャンル的にお目にかかる機会がなかなかない方なので、生ボーカル非常にたのしみです。最近はカバーしあうだけで一緒に、というのはないみたいだけど、マサムネ一緒に歌って欲しいなー!
毎年恒例のこのイベント(いつもは夏に開催)、スピッツはカバーとレア曲が出るのが定番となっているのだけど、今までは周年しか参加してこなかったので後悔したこともあったんですよね。ありふれた人生とか、ありふれた人生とか、あ り ふ れ た 人 生 と か 。笑。
今年は行った方がいいと私の勘が言っているのでそれが当たるとなおいいなーと。♬
2015年に勢いで【スピッツ版】これがライブで聞きたい曲だ!ー2015ーなんて熱いタイトルで記事を書いていましたが笑、この中でも今でもゆるぎないのは「ありふれた人生」、「魚」、「Holiday」、「仲良し」です。
それから、今までノーマークだったのに最近猛烈に好きになった曲が2曲。
「田舎の生活」と「さらばユニヴァース」。
「田舎の生活」は前々から評価が高い曲(私調べ)という印象だったんだけど、自分の好みとしては長い間ピンとこず。しかしその日は突然やってきて、ある日シャッフルで流れてきたときにそのまま聞いていたら、急に泣きそうになってしまったという。タイミングなのか加齢なのかわからないけど笑、好みって変わってくるんだなーと客観的になんだか感心してしまったり。
「さらばユニヴァース」は聞かず嫌いの曲で、イントロのターラーラーラーラーラーラーラー♪がなぜかあんまり好きじゃなくていつも飛ばしてました(ごめんなさい)。
それが、クージー本でクージーと石田ショーキチさんがアルバム「ハヤブサ」について対談しているページがあったんだけど、それを読んで改めて「ハヤブサ」を聞いてみたら、私の中でハヤブサブーム到来!その中でもあの聞かず嫌いだった「さらばユニヴァース」が、なにせ聞いてなかったから“ユニヴァース”と“指輪”がかかってることに全く気づいていなかったし...歌い出しが“半端な言葉でも 暗いまなざしでも 何だって俺にくれ!!”で、その後“悲しみを塗りつぶそう 君はどう思ってる?”だよ...もう...すき...。
他にも最近は、カップリングの「まもるさん」の方が断然好きだった「若葉」がしみたり。
でもライブで聞きいてみたいのはやっぱり「まもるさん」かな。カップリングといえば「シャララ」も。“そんなのは俺じゃない”って歌って欲しい(こういう気持ちになるときってあるよね~)。「みそか」の“浮いて 浮いて 浮きまくる 覚悟はできるか”も聞きたい。それから「えにし」の“だけど愛しくて忘れちまった”とか大好きだし、久しぶりに「つぐみ」聞きたいなーとか。挙げるときりが無いのだけどね笑。
スピッツいっぱい曲あるし、興味がつきないな!
→その2
16:46。屋上のカフェにて。この時点で入場からもう1時間半ってことか笑。
限定の楽屋スープとみかさまんじゅうは当然売り切れでしたが、飲み物を買うとロゴ入りのカップを持ち帰ることができたので、記念に。
冷たいほうのプラスチックのカップで頼んでる方のほうが多かったけど(両方頼んでいた強者も!)、私は寒くてとても冷たいものを飲みきる自信がなかったので、ホットの紅茶を。
飲み終わったものをカウンターまで持って行くと、スタッフさんが洗ってくださいました~。対応もおやさしかったです。ありがとうございました。
とても素敵なスペースで、来る前から楽しみにしてたんだけど、人が結構いてなんとなく撮りづらかったので、写真がこれしかないのです...。
なので代わりにロックロックのTwitterを貼らせていただくことにします。
そして!3階屋上ではcafe(休憩)スペースもあります。コーヒーや紅茶などの飲み物や『ロックロックこんにちは!』の楽屋で飲まれているチャウダースープを販売しています♩緑が多くて気持ち良い屋上なので是非上がってください♩メンバーのくつろぎショットも見れるかも、、、? pic.twitter.com/pCjnmm32oI
— ロックロックこんにちは! (@RRkonnichiwa) 2017年10月3日
【#SPITZEXPO cafe情報】
3階屋上cafeはお座りいただけるスペースもありくつろげる空間となっております!(混雑時はお席をお譲りあい頂きますようお願い致します)cafeのとある場所にはスピッツメンバーの秘蔵オフショットも...是非、屋上まで上がってみてください♩ pic.twitter.com/KpyCJ2EkQX
— ロックロックこんにちは! (@RRkonnichiwa) 2017年10月3日
今日は雨模様ですが#SPITZEXPO は沢山のお客様にお越し頂いております!ありがとうございます。屋上cafeでは暖かい飲み物なども販売しております。屋根のあるスペースもありますのでご安心下さい♩(混雑時はお席の譲り合いにご興味お願いします)楽屋チャウダースープも販売中! pic.twitter.com/DBtEgGFGTN
— ロックロックこんにちは! (@RRkonnichiwa) 2017年10月6日
BGMはインディゴ地平線でした~♬朝から降り続いていた雨がひと時止みました!!暖かいコーヒーや紅茶などほっと一息いかがですか?屋上BGMはもちろんスピッツです♩スピッツの曲に合わせて鳥の声も聞こえる至極のリラックス空間になっています♩本日も当日券は販売中ですのでお仕事帰りに福島へ寄られてはいかがでしょうか? pic.twitter.com/e0kvtx9OQ1
— ロックロックこんにちは! (@RRkonnichiwa) 2017年10月6日
【#SPITZEXPO cafe情報】
楽屋チャウダースープとは?!『ロックロックこんにちは!』のケータリングで出しているスープです♩スタッフを始め、スピッツのメンバーや出演者の皆さんからも好評頂いている特別スープです♩野菜たっぷりで優しいお味です。もう少しだけ販売中です! pic.twitter.com/hIc3eA7Rt9
— ロックロックこんにちは! (@RRkonnichiwa) 2017年10月8日
↑ここの写真は、古いかな?と思うものから醒めないのハワイでの写真までいろいろ。ソファで﨑ちゃんとリダが座りながら眠ってしまっている写真がかわいかったな。スピッツのオフショットって、4人が固まってる写真、多いんですよね。一緒にいるのが自然という空気が写真から伝わってきて、いいバンドだなあといつも思います。【#SPITZEXPO 展示プチ情報】
3階屋上cafeスペースの奥にはスピッツメンバーのオフショット写真がたくさん並んでいます。手を触れたり写真撮影はご遠慮頂いておりますので、ゆっくりじっくりご覧下さい♩今日もお天気が良く屋上でのtea timeは気持ち良いです。 pic.twitter.com/fAZokIfBmO
— ロックロックこんにちは! (@RRkonnichiwa) 2017年10月4日
さて、トークショーまでまだまだ時間はたっぷり。もう少しここにいるか、一度出るか、悩んでいると、お友達さんから到着したとのLINEが♬
お友達さんに「ツボなところありました?」と聞かれたので、ロックロックのダイジェスト映像に吉井さんがいっぱい映ってました!と報告。お友達さん「スピッツじゃないんかい笑」えへへ、すみません笑。
お友達さんと一緒に再び展示物を見て、その後カフェスペースで談笑。
そうそう、会場にはプラムチャウダーの梅木さんとグラスホッパーの坂口さんもいらっしゃって、何度もお見かけしました笑。声をかけているファンの方も。
18:38。スタッフさんが「もうすぐ閉場しますので」との声かけを始めたので、退場することに。
結局ずっと居座ってしまった笑。
出口にあったこの間接照明がかわいかった!小さい卓上タイプがあったら買ってたかも。
お友達さんとはここでお別れ。今日もお会いできてうれしかった~。しかも誕生日覚えててくださってプレゼントまで(;。;)本当に本当にありがとうございました。次はきっとロックロックで...♬
夜もすてき。
最後はアートディレクター木村豊氏のトークショーです。
19時15分くらいから、係の方が整理番号順に呼んでいきます。
えっ、一人ずつ呼べるくらいなの?番号が大きい方だったのでてっきり100人規模かと思いきや、最後に呼んだ番号が「69番の方」で終了。えーっ!!そんなに小規模だったの!!?
こんな少人数のイベントのレポートを書くのは責任が重いな...と思いつつ、話の流れでいくつかの話は書いてしまったのですが笑、いつものことながらレポートと言うよりは簡単な流れと感想を書いておきたいと思います。聞きながらノートとってたらきもちわるいかなと思ったけど、何人かいらっしゃったので安心しました笑。
場所は奥にあった撮影禁止の部屋で、楽器があったところがステージになっていました。
向かって左側に木村さん、右側に月刊MdN編集部の元信さん(漢字が違ったらすみません)(名前すら違っていたらすみません)がMCで。
元信さんがスライドを映しながら、木村さんに解説をしていただくという流れ。
まずは木村さんが手がけたCDジャケットの紹介があり、スピッツのジャケットのお話へ。
スピッツで木村さんが初めてデザインした空の飛び方から、ハチミツ、フェイクファー、三日月ロック、とげまる、小さな生き物、醒めない、最後に質問コーナーがあり、21時終了。
椎名林檎ちゃんの本能も木村さんのデザインだったんですね。ユニコーンはメンバーが撮影をしたくないそうで笑、顔だけ合成だったり最近はお面なんだとか笑。スピッツはもう長いこと顔出しがないけど、出たくないわけじゃないそうですよ笑。このことを質問した方がいらっしゃって、逆に木村さんが「やっぱりメンバーがいたほうがいいですか?」と質問をすると、「デザイン次第です」との答えにプレッシャーだなと笑っていらっしゃいました。私も質問者さんと同意見です笑。
まだ書いてないジャケットの話だと、空の飛び方のマサムネのイメージは、「羽をつけた女の子」。遊園地のメリーゴーランドの前で撮影(撮影場所のアイディアはマサムネかご自身かはもう覚えていないとのこと)。マサムネがクリエイションというイギリスのインディーズ・レーベルが好きで、そこが出しているコンピレーションアルバムのジャケットが女の子だったことから。ハチミツの時にも書いたけど、1つのバンドで女の子だけのジャケットは日本ではまだなく、その子のCDだと思われる可能性があったそう。モデルが外国人ではなく日本人なのは新鮮だと思ったそうです。
フェイクファーは、当時(’98)は外で女の子がキャミソールを着るのが流行った時期で(流行った流行った!)マサムネがキャミソールを着せたいと。何か持たせたいと思い河童橋で買ったあの遊園地にあるような紙コップは、業務用だったため100個くらい今だにあるそうです笑。
撮影場所は、植物園の外と中で。時期が冬で、偶然前日に雪が降ったため雪が反射してジャケットのような色彩になったようです。さすがに外だけだと寒くてかわいそうなので中でも撮影はしたのだそう。フェイクファーを巻いている写真も撮ったけど、それよりジャケットになった写真の方がよかったのでそちらを採用。それにちょっと説明的すぎるとの理由も。フェイクファーのよさは、言葉にしづらい、と仰っていました。
とげまるのジャケットの撮影はスピッツ史上一番過酷で大変だったそう。一番大きいと人の背丈くらいあるろうそくを、何の準備もしていなかったので、撮影場所の夕方の高原まで手で抱えていくか牧場で借りたねこ車で運び、撮影が終わると今度は真っ暗で撤収できず、ブヨが発生して足を刺されながら懐中電灯で探してまわったとのこと。あの美しいジャケットにはそんな苦労が...。
お話を聞いていると、木村さんは意図があってこうした、というよりは、ご自身の感覚で特に意味はないことの方が多く、元信さんが(マサムネが)なんでこういうイメージにしたんだろうと考えたことはあるか尋ねたところ、「思ったこともない」と仰ったのには驚きました。私は理屈っぽいからすぐどうしてこうしたんだろう?とか深読みするの大好きだけど、そうか、こういうお仕事をする上ではそういったことは必要としないんだな。ミュージシャンもそうだけど、感覚でお仕事されているって憧れるし格好いい。
それからスライドに映った木村さんのアイデアスケッチのノートがスピッツのノートブックタイプのカレンダーで、あっwと思ったら元信さんがつっこんでくださって、ご自身が使いたいから毎年作っているという裏話が聞けました笑。だから方眼にしているようですよ。ていうかグッズも木村さんが関わってるの知らなかったー!
あと、マサムネは同じ色のジャケットが続かないようにしているそうで、そう言われると確かに!意識して変えてたんですね。次のアルバムは何色になるかな。
こんなところでしょうか...。まあ、SNSでもう上がってるかな。最近はこういう長文のものは好まれないかもしれないけど、少しでもお役に立てれば幸いです。
今度発売される「スピッツのデザイン」では4万字のマサムネのインタビューが載っているそうなので、読み応えありですよ笑。
滅多にないとても貴重な体験でした。ありがとうございました。
「スピッツのデザイン」、とてもたのしみです。
というわけで!長々と語ってしまいましたが、展示からトークショーまで、SPITZ EXPO2017を味わい尽くせた濃い一日でした。なんか、朝から晩までスピッツだらけで、幸せだったな笑。
おしまい。