生活、音楽、吉井さん
カテゴリー「スピッツライブ」の記事一覧
- 2025.04.29 [PR]
- 2021.10.07 SPITZ JAMBOREE TOUR 2021 “NEW MIKKE” THE MOVIE
- 2021.07.08 Memories of SPITZ JAMBOREE TOUR 2021“NEW MIKKE” 6/30日本ガイシホール
- 2021.06.30 楽しい時間は
- 2021.02.04 オンライン上映(2/4 感想追記)
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6月19日横浜・ぴあアリーナMM公演を収録した映像作品。
THE YELLOW MONKEYオトトキ以来のミッドランドスクエアシネマ2で見てきました。
日程の合うなるべく空いている時間に、と、感染予防しつつ一番快適に見られると判断した日がちょうど自分の誕生日。とてもいい思い出になりました。絶対忘れないよー。
コロナ対策で半券の残ったままのチケットが手元にあるのが不思議な感じ。
入場口付近で写真を撮っている人がいて、よく見るとスピッツのサインの入ったポスター!そうだ、横浜サンセットのときもあったな。あのシネマはもうなくなってしまったと少し前に知りました。
入場したときに “NEW MIKKE” THE MOVIEのロゴのポストカードをもらえて、もしかして...と裏返すとやっぱり!スピッツのメッセ―ジ入りサイン!
例え印刷でも、私は文字を見るのがとても好きだ。ありがとうスピッツー!
臨場感ある音で見られるのはいいね。
こんな表情してたんだ、ここで口ずさんでたんだってわかるのもいい。
MCで、リダが壊さないように乗っちゃいけないところには×がしてあるって話には笑ったけど、その後曲中にリダがその×印を指さして「だめ~!」って手で×してリップシンクしてるところが映ったときは思わず声出して笑いそうになりました。
そうそうそのMCのとき、リダが今更だけど動き回って視界に入ることを邪魔じゃない?ってマサムネとテッちゃんに聞いたとき、マサムネが全然邪魔じゃないよ、今日楽しそうだなって歌にも気合い入るみないなこと言ってよかった~って安心するやりとりがさ、なんなんこのおじさんたち...30年以上一緒にいるのにかわいいかよ...とおもいましたまる。(ちなみにテッちゃんも、邪魔じゃないけどピック投げてなくなったり足下のスイッチ押してくのは困るって言って反省していたリダ笑)
さて、私がセットリストを知って大阪まで行こうとしてまで聴きたかった曲はなんだったかというと、それは水色の街。
歌の主人公(一人称はない)が“君”に会いに行こうとする場面を歌った歌ですが、ひんやりした残響、不穏さを思わせるコードなどの音の雰囲気と、限られたわずかな言葉から、ピュアにもミステリーにもホラーにも取ることのできるこの曲の美しく不気味な魅力に、思えばスピッツのライブに行き出す前のリアルタイムで聞いたときからずっと惹かれていたと思います。当時は子供でそんな言葉に出来るようなものじゃなく、ちょっと怖いけどなぜだか聞いてしまうという、あ、この表現の方が全然シンプルで伝わりやすいかもですね笑。
私がスピッツのライブに行きだした10年ぐらい前にはまだ個人が運営するホームページ(ファンサイト)がいくつか存在していて、その中に曲の解釈を読者が投稿できるページがあったんですよね。そこで水色の街の「間違えたステップ」の捉え方を、言葉通りだったり、誤った行動と捉えているのを読んだことを今でもよく憶えている。私は初めから後者の方だったから、言葉通りの解釈が逆に新鮮だったな。
使っている言葉、情報が少ないから、“君”が会いに行こうとしてる人を現在進行形で好きかどうかもわからない。こんなに少ない言葉で、情報が少ないからこそストーリーが膨らむ。すごい。大人になって改めてこの曲の魅力を感じている次第。
そんな自分の中で膨らんだ憧れをいざ聴けるんだってなって、少し怖さもあった。けれど、ずっと聴いてきたアレンジはそのままに、水色の光の中をミラーボールの反射がキラキラして、まるで夢の中にいるみたいな場面を目の前にした私は、聴けて本当によかった...と涙を流しながらそっと目を閉じ、そのまま川を渡り水色の街へ行ってしまいそうでした。
なんてね。正直、水色の街がアリーナでこんなに映えると思っていませんでした。セットリストに入れる提案した方に菓子折差し上げたい。こんなに酔わせていただいて最高の心地でした。本当にありがとう。
渚はやっぱり音下げてたことが確認できてすっきり!よく半音下げっていうし、半音かな?(適当音感)小さな生き物のZepp名古屋以来久々のうめぼしにもやられました。あと私ずっと書き漏らしてたみたいだったけど、ヤマブキで見っけのシーケンス入ってるアレンジ好きだったよ!(最初に戻る演出大好き人間)
セットリスト
1.見っけ
2.はぐれ狼
3.エスカルゴ
4.けもの道
5.稲穂
6.遥か
7.快速
8.放浪カモメはどこまでも
9.ワタリ
10.ラジオデイズ
11.優しいあの子
12.ヒビスクス
13.水色の街
14.まがった僕のしっぽ
15.青い車
16.YM71D
17.ロビンソン
18.ありがとさん
19.楓
20.渚
21.8823
22.俺のすべて
23.紫の夜を越えて
アンコール
24.群青
25.うめぼし
26.ヤマブキ
また近いうちに会えるといいなー。本当なら今年ゴースカの年だったよね。でも、なにかありそうな気がする、そんな気がしてならない秋の夜長。
ひとまず、大好物の配信たのしみにしてまっす!
時間がなくて撮影にいい場所が見つからなかった笑。
雨が降ったり止んだりの1日で、少し蒸してはいたけど気温はやや低め、長袖の麻のシャツがちょうどいい気候の中行ってきましたNEW MIKKE!
私の最後の生スピッツライブは2020年1月29日、城ホールのMIKKEアリーナ最終日でした。
さあ次はホールツアー!のはずが、こんなことになってしまうなんてね。
あれから1年半、スピッツも私達も、ここまで辿り着けて本当によかったと、久々にお友達さんにも会えてしみじみ思いました。
私事ですが、今年で初めてスピッツのライブに行ってから丸十年が経ちまして。
2011年6月26日の日本ガイシホールだったんですが、このNEW MIKKEで丸10年間、スピッツと会えなかった年がないことになりました。これは私の人生においてスピッツだけです。
こだわっていたわけではなくて、ある時気がついたら、だったんだけど、あらゆる条件が揃って丸十年途切れなかった事実はやっぱりとても愛おしいし、本当に有難いことだと思っています。
10周年のスピッツライブ記念をほとんど同じ時期に同じ場所で迎えられること、会えるのは1年半ぶり、もう行けるだけでうれしくて有難くて感慨深くて、それはそれは座席の位置なんて考えず双眼鏡を忘れて行く抜けっぷり。これで双眼鏡がなくてもいい席だった...なんてうまい話があったらよかったんですが、ベルゲン枠だったけどリダ側のステージから離れたGブロック最後尾でした笑。双眼鏡欲しかった~!視界が開けて全体が見やすい席だったけどね。
改修後初めてのガイシホールは、駐車場の方にあるトイレが綺麗になって個室の数も増えてた!それ以外の違いは、不明...笑。駐車場も料金の支払いをセルフにしてたくらいで特に変わりなかったけど、終わって帰ってきても空き空きだったんですよね。いつもと違って全く混まずに出られた違和感がすごかった。半分ってこういうことなんだな...。
あとは、こういうご時世ということで個人情報の登録が必要で、事前にWEBでも出来たのにやり忘れてしまい、会場のQRコードを読み取ってやろうとしたら、何度やってもエラーで出来ず!混みあってたのか、もしかしてiPhoneの古さの影響(6S)?アップデートしてなかったから?よくわかりませんが、最終的に紙で提出しました。記入するところが混雑していたとかはなかったけど、むちゃくちゃ焦ったしイベンターさんもWEBでのが断然楽だろう。申し訳ない!
入場にはまずその登録の確認をして、検温のカメラの前を通過(何人か一緒に通ってもOKなスタイル)。IC会員証をかざして座席番号を受け取り、自動アルコールディスペンサーで消毒をしたら、ついに場内へ!
今回自律神経が絶不調でね、偏頭痛と軽いめまいで頭がぼんやりな状態だったんだけど、音のシャワーを浴びているだけで生命力が湧いてきたり、なぜだか勝手に涙が出てくる、それがライブなんだなと改めて感じた日でした。ライブ行ったら水分抜けてむくみもすっきり!調子めっちゃ改善しました笑。
以下、詳細&感想です!ネタバレ注意!(別の日の曲名にも触れています)
※記憶違い、聞き違い、勘違い、感性の違いなどあるとおもいますが、探し物や興味がある方がいらっしゃいましたら、こんなひともいるんだなーと楽しんでいただけたら幸いです。
MCの言葉はニュアンスで!
2021.1.21(Thu)
スピッツ コンサート 2020 “”猫ちぐらの夕べ”
午後の木漏れ日の中、みたよ〜〜〜猫ちぐらの夕べ!
やーやーやー、こんな素敵な会場で、セットリストはこんなことになっていたのね。ノートのメモはうわーー!!ぎゃーー!!アーー!!やばいやばいやばい、とか言葉にならない言葉で大騒ぎ。笑
もうね...めっっっちゃくちゃよかったです。
タイムラグあるけど、メンバーみんな元気でステージにいる姿が見られて本当によかったし、ライブっていう空間と時間の尊さをスピッツの言葉からもとても感じたやさしさ溢れるライブでした。ああ、スピッツの音だあって、オンラインでもうれしかった。私、スピッツならきっとラジオで何も知らされず新曲が流れてきても音でわかる自信ある、なんて言っちゃうくらい、ずっと聴き続けている大好きな音。
絶対にまた会うよ。がんばろうね。
17:30
* * *
2/4 セットリストを追記するついでに、やっぱり曲名ありの感想も残しておきたくなったので少しだけ。
1.恋のはじまり
2.ルキンフォー
3.空も飛べるはず
4.あじさい通り
5.スカーレット
6.小さな生き物
7.魚
8.ハートが帰らない
9.猫になりたい
10.君だけを
11.僕のギター
12.猫ちぐら
13.フェイクファー
14.楓
15.みなと
16.魔法のコトバ
17.正夢
アンコール
18.初恋クレイジー
19.ウサギのバイク
20.ハネモノ
もーこの曲目!1曲目から恋のはじまり(スーベニアすき)でひゃーーーでした。空飛べで落ち着いたと思ったら、あ、あ、あじさい通り~~~!!!あじさいの咲く雨の日には毎年聴きたくなるよあじさい通り。初めて聴けてめちゃくちゃうれしかったよ...!30/50で聴けたカフェオレみたいにほろ苦くて温かいスカーレットもまた聴けてうれしかった。
あ、小さな生き物の地球儀がステージにいましたね。EXPOで本物みたなあ。MIKKEのアリーナでも演奏してくれたけど、震災から10年、こういう現状もあって、歌詞の言葉がまたさらに胸にしみました。僕のギターの「君を歌うよ 小さなことが 大きな光になってくように かき鳴らしては かき鳴らしては 祈ってる」も、歌詞を噛みしめながら聴くと泣いちゃう。
今回「明日は晴れるだろう(恋のはじまり)」とか「だからこの雨あがれ あの娘の頬を照らせ ほら(あじさい通り)」とか、希望の込められた歌が多いなと感じたのは、意図的が偶然か、私が無意識に欲していたこともあるんだろうか。
個人的ハイライトは、中盤の魚、ハートが帰らない、君だけを!ゴースカで私の参加した会場では聴けなかった魚が、やっと見れた~~~~!!!ゴースカの時の音源は聴けるけど、やっぱり(オンラインだけど)生のスピッツのこの水中感は唯一無二だ...いつか生で聴きたい...またやってね...。
それからハートが帰らない!マサムネの声以外いらないと思って(言い方がこわい笑)音源はあんまり聴いてなかったんだけど、いやめっちゃいいじゃん...と手の平返し笑。ライブで聴くと変わるよね~。君と出会って飛び出たハートが「帰らない」っていう表現も好き。ありふれた恋の歌とちょっと違う、そこがスピッツの大好きなところでもある。ハートが帰らないはもしかして「君」のハートにもかかってるのかな...と深読みしながら聴くのも楽しい。
そして、君だけを!!これをやるのもいつぶりなのか...少なくとも私が知っている10年間のセットリストで見た憶えはありません!(自信はない!笑)正直、この曲は私にほとんど聴かれていなかった可哀想な曲でした。こんないい曲だったなんて...!今までごめんね...!マサムネのアコギとボーカルから始まるイントロのアレンジもよかったなーー。ボーカルのソプラノボイスも美しく、ドラマチックな展開が映画のエンディングのようでした。
ミディアムテンポの曲が中心だったけど、2時間あっという間だったなあ。アンコールのウサギのバイクも聴けたの初めてだったし、最後のハネモノでお客さんの手拍子の合いの手が聞こえたのもとってもよかった。リダもハネてたね!
少しといいながら結構書いてしまったけど、これから深呼吸するときはハートが帰らないを歌おうと思います笑。MCもなんだかいつも以上に可愛いくて、ボーカルは相変わらず華奢な身体にラバーソールの靴が似合っていて可愛かったし、私はこの人のことおじいちゃんになっても可愛いって思うんだろうなあなんておもったり。
スピッツは歴史が長いから、10年ライブに行っていても初めての曲がまだまだたくさんある。1曲でも多く生で聴くことが私の人生のたのしみです。
MIKKEのホールツアー、5月の名古屋も再び延期になってしまったけど、使う日がくるまでずっと大事にチケット持ってます。
紫の夜を越えてもリリース待ってるよー!