生活、音楽、吉井さん
あの夏の記憶~ROCK IN JAPAN FES. 2019~(前編)
2019.8.12(mon)
ROCK IN JAPAN FES. 2019 at 国営ひたち海浜公園
8月は立て込んでいてとうとう1ヶ月以上が経ってしまったけど、ロックインジャパンに行ってきた話を書きます。
もう記憶も遠くになりにけりだけど...写真と少しのメモを頼りに。
もともとフェスには積極的に行く方ではないし、私がライブに行くようになってから自分の好きな人達がロッキンに出る機会ってあまりなかったんだよね。だから今年はスピッツとエレカシが同じ日に出ることがアナウンスされたときも、マジか、行きたい、でもひたちなか遠い(=交通費&時間)しな...と、最初は腰の重さに遠さが完全に敗北していた。
ひたちなかが遠いって、いつの間に自分で決めつけていたんだろう。いや、遠いんだけど、一度6月の終わりにお友達さんからの打診でちゃんとルートを調べてみたら、日帰り可能ないつもの遠征レベルで行けることがわかってびっくりしたんだよ。ただ、それでもまだ私の腰が重かったのは予算と仕事の都合。だったんだけど...そのひと月後の7月の終わり、お盆で当日と次の日は仕事が休みということがわかった日には速攻でお友達さんに今度は私から打診していた。軽い腰~♪(予算なんてもう知らん)←
急な方向転換で慌てさせてしまったにも関わらず、彼女のおかげで交通手段も無事に確保。ドタバタしながらあっという間にそれから2週間、会場に着いたときは、本当にひたちなかまで来てしまった...!という感じだったな。
夏フェス自体は初めてではないけれど、ロッキンは初めて。今年の夏の暑さを思うと、一日冷房のない野外で過ごすのはかなり恐怖だったんだけど、2週間じゃ気休めかなと思いつつ出来るだけお風呂は湯船につかって(=汗をかく習慣)、ネットに誰もが共通して書いている夏フェス用の持ち物と服装としつこいくらいの水分補給、そして絶対に無理をしない!を遂行して、私もお友達さんも一日元気に楽しく初めてのロッキンを終えられたのは本当に何よりだったなと思います。
台風が近づきつつも一日晴れてくれて、暑かったけどなんなら地元で過ごす方が絶対暑かったし、5日後のサマソニ(東京)のが全っ然暑かった。出し入れ可能なクローク、フード、ゴミ、トイレなど、不便したことが思い出されない、20年目だけあってとても快適なフェスでした。
持ち物の中でも、ミニファンは体を冷やすのに楽だったし(ミスト必須!温風浴びるだけじゃ熱中症行き)(私汗で十分で持っていった化粧水使ってなかったんだけどそういう油断よくないよなと今は反省)、経口補水液を持っていったのは大正解だったと思う。ゼリータイプのものをバッグに入れておいて、一番暑い時間帯のエレカシが終わったあとに満を持して飲んだらアクエリアスみたいで普通においしかった(脱水してないときに飲むと濃くてまずいはず)。あと会場で買ったポカリを水筒に移し替えて常に冷えた状態で飲めたのもよかった。
一つだけ、絶対見たかった朝一のNulbarichに間に合うためには、どうしても夜行で行かないと間に合わなくて寝不足になるのが心配だったけど、アドレナリンでなんとかなったみたい。寝不足は熱中症には大敵だから、出来るだけ前乗りか電車が理想だよね。
そう、この日はスピッツとエレカシだけじゃなくて、今気になるバンドのNulbarichとフジファブリックを始め、MONGOL800、indigo la End、Czecho No Republic、赤い公園、くるり、NakamuraEmi、CHAI...曲はよく知らないバンドも含めて見てみたいバンドが目白押しの日だったんだよねー!実際に見たのはNulbarich、Nothing's Carved In Stone、エレカシ、スピッツ、フジファブリックの5バンド。楽しんでたら一日が終わってたな...本当に贅沢な一日でした。
*
会場には勝田駅からシャトルバスで移動。少し並んだけど、5分とか10分とかそれくらいだったかな。公式にあるとおり20分くらいで9時過ぎに会場へ到着。で、最初の写真。晴れ渡る青い空にフェスの名前入りのゲート。夏フェスきたー!って感じ。朝から太陽も容赦ない。
リストバンドしてる腕も撮ったりしてね。
じゃーん。
個人的には布よりこういうビニールタイプのがすき。
公式より、これが今年のエリアマップ。
さっそく10時半からのNulbarichを見るために、クロークへ荷物を預けがてらPARK STAGEへ。
翼のゲートの側のクロークでクロークのチケットを買おうとしたら、預けるクロークでチケットが違って、チケットは売り切れ次第受け付け終了、みたいなのを見てちょっと慌てる。大丈夫だったけどね。
道中の青空と観覧車とアートがある景色も最高。
PARK STEGE
Nulbarich
朝一から空の下で聴くNulbarichはもう...とろけました...。
ボーカルJQのポツリポツリと言葉を発するMCもユニークで(苦手...なのかな...?)、「あつい...でもみなさんのがもっとあつい...」って言ったのかわいかったし、「今日 一日をたのしむために だいじなことは 水分補給 これだけいいたい ...」と言って、なにかな?と思うと「今日 一日をたのしむために だいじなことは」と繰り返して、もう一度「今日 一日をたのしむために だいじなことは」と言ったのでようやくわかった、ごめん、コーレスだったのか...!!「今日 一日をたのしむために だいじなことは」\水分補給ー!/のゆるーいコーレス、おもしろかった。でもVOICEが終わってKiss You Backの前だったかな、曲間の静かなときに、GRASS STAGEの方から風に乗ってモンパンチのあなたにが聞えてきたタイミングで「突き上げてみせますよ」って言ったの、こっちもやりますよって感じで上がったな。「熱中症も吹き飛ばす曲です」って言って大好きなSweet and Sourが聴けたのも超うれしかった。
今はVOICEに夢中で鬼リピしてしまってる。ファーストも借りてこなきゃ。今度ミニアルバムも出るみたい。これからも注目していたいバンドです。
セットリスト[RIJF2019] Nulbarich - クイックレポート公開 #RIJF2019 https://t.co/7qW2uOjiOA
— rockinon.com (@rockinon_com) August 12, 2019
1. Silent Wonderland
2. VOICE
3. Kiss You Back
4. Ring Ring Ring
5. All to Myself
6. Sweet and Sour
7. Zero Gravity
8. Super Sonic
9. Stop Us Dreaming
ここで一旦お友達さんとは別行動。
私はNothing's Carved In Stoneを見るためにLAKE STAGEへ。
行ったり来たりだけど、ARABAKIより全然近くて楽だったなー。
LAKE STAGE
Nothing's Carved In Stone
ナッシングスは正直曲は知らなかったんだけど、ギターの生形さんが2011年~2013年ごろ吉井さんのサポートをしていた縁があって、知らないからこそ見たいなーと思って。ウブちゃんがエルレのメンバーだったことを知ったのもつい去年の話なくらいな人間ですごめんなさい。でもウブちゃん私は2012年以来だったけど、ギブソンのセミアコ(詳しくないからツッコマナイデ)弾いてるイメージそのままに、超かっこよかったしナッシングスすごいバンドだった...。ベースが超絶技巧の持ち主で、後ろの女の子も「ベース超やばくない?」と友達に話しかけていた。ね、やべえやべえ。
MCではボーカルの突然のカミングアウトに立ち会ってしまいびっくりしたけど笑、「もう俺のプライベートはお前らにしかない」「毎年のように出てるけど当たり前とは全然思ってない、お前らを楽しませるためにここにいる」「クーラーじゃないから涼しくさせることは出来ないけど、熱くさせてやるから」と音楽性と共に見た目もMCも男前な人だった。
かっこいい音楽が聴けて、ウブちゃんにも久しぶりに会えたし、見れてよかった!
セットリスト[RIJF2019] Nothing's Carved In Stone - クイックレポート公開 #RIJF2019 https://t.co/vb6legoGTa
— rockinon.com (@rockinon_com) August 12, 2019
1.Isolation
2.Out of Control
3.Idols
4.Beginning
5.Milestone
6.Spirit Inspiration
7.November 15th
2バンド見終わったところで時間はちょうどお昼時。
森のキッチンでお友達さんと待ち合わせてフェス飯ターイム。
持参した氷結アクエリアスも飲み干したので、ここでポカリを調達。
木陰だから和らぐ暑さ。自然の有り難み。
肉系ばっかりでどうしようかと思ったけど(苦手...)、ちゃんと食べないともたないし、ミンチは大丈夫だからミートソースのパスタをチョイス。
冷製だとうれしいなーと思ったら冷製だった!ナイス。
腹ごしらえが済んだら、次はエレカシだ!ゆっくりしてたら割と時間が迫っていて、慌ててGRASS STAGEまで移動。
GRASS STAGE
エレファントカシマシ
今日は蔦谷さんとミッキーがいて「エレファントカシマシSでお送りします」とみやじ。
フェスでハナウタと桜の花が聴けるとは思わなかったなー!この美しい曲達を、人いっぱいのGRASS STAGEで聴いてもらえてなんだか私がうれしくて誇らしかったという、目線がおかしいな、すみません。
一番暑い時間帯、みるみる宮本先生の白シャツは汗で肌の色が透けてくる。曲終わりにモニターに映った目を閉じて上を向く横顔、あの瞬間の先生は本当に美しいな...。
翳りゆく部屋のとき、みやじがサイドゴアを脱ぎだして靴下になったんだよね。そのあと自ら靴下に穴が空いていたことを暴露して「靴脱ぐと思ってなかったんで」「どうですか靴下に穴が空いてる53歳」って聞くから、つい\かわいい/と答えてしまった私だ。反省はしていない。その後柵に足をかけてわざと穴が空いてるアピールをしていた先生でした。
それから俺明日の前でついに「ノリがいいな!そんなお前らに応援歌を歌ってやるよ」「行くぞ野郎どもー!」ってドSフェス仕様が出て歓喜したよー!せんせいかっこいい...。エレカシの生夏フェス初体験の私、いや来たかいがありました。でもみやじはただドSなだけじゃなく、 投げキスしたり何度もステージの端まで行き来して手を振ったり指差したりしてくれて、そこがかわいいよなー。やさしいよなー。
最近は少し離れて見てる感じだけど、エレカシ聴くとやっぱいいなーって思う。自分の距離感で、これからも無理せず好きでいたいな。
新春楽しみにしています。
いい写真!→https://www.instagram.com/p/B1Ei-wzAs8X/
セットリスト[RIJF2019] エレファントカシマシ - クイックレポート公開 #RIJF2019 https://t.co/9kY4yXwWwT
— rockinon.com (@rockinon_com) August 12, 2019
1.ズレてる方がいい
2.悲しみの果て
3.デーデ
4.ハナウタ~遠い昔からの物語~
5.翳りゆく部屋
6.桜の花、舞い上がる道を
7.笑顔の未来へ
8.俺たちの明日
9.今宵の月のように
10.ファイティングマン
時刻は15:40。
元気だけど暑さと喉の渇きでここでゼリータイプの経口補水液を投入。一気に飲み干した。
!? マズクナーイ!(ふざけてる場合じゃない)
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