生活、音楽、吉井さん
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→その2
16:46。屋上のカフェにて。この時点で入場からもう1時間半ってことか笑。
限定の楽屋スープとみかさまんじゅうは当然売り切れでしたが、飲み物を買うとロゴ入りのカップを持ち帰ることができたので、記念に。
冷たいほうのプラスチックのカップで頼んでる方のほうが多かったけど(両方頼んでいた強者も!)、私は寒くてとても冷たいものを飲みきる自信がなかったので、ホットの紅茶を。
飲み終わったものをカウンターまで持って行くと、スタッフさんが洗ってくださいました~。対応もおやさしかったです。ありがとうございました。
とても素敵なスペースで、来る前から楽しみにしてたんだけど、人が結構いてなんとなく撮りづらかったので、写真がこれしかないのです...。
なので代わりにロックロックのTwitterを貼らせていただくことにします。
そして!3階屋上ではcafe(休憩)スペースもあります。コーヒーや紅茶などの飲み物や『ロックロックこんにちは!』の楽屋で飲まれているチャウダースープを販売しています♩緑が多くて気持ち良い屋上なので是非上がってください♩メンバーのくつろぎショットも見れるかも、、、? pic.twitter.com/pCjnmm32oI
— ロックロックこんにちは! (@RRkonnichiwa) 2017年10月3日
【#SPITZEXPO cafe情報】
3階屋上cafeはお座りいただけるスペースもありくつろげる空間となっております!(混雑時はお席をお譲りあい頂きますようお願い致します)cafeのとある場所にはスピッツメンバーの秘蔵オフショットも...是非、屋上まで上がってみてください♩ pic.twitter.com/KpyCJ2EkQX
— ロックロックこんにちは! (@RRkonnichiwa) 2017年10月3日
今日は雨模様ですが#SPITZEXPO は沢山のお客様にお越し頂いております!ありがとうございます。屋上cafeでは暖かい飲み物なども販売しております。屋根のあるスペースもありますのでご安心下さい♩(混雑時はお席の譲り合いにご興味お願いします)楽屋チャウダースープも販売中! pic.twitter.com/DBtEgGFGTN
— ロックロックこんにちは! (@RRkonnichiwa) 2017年10月6日
BGMはインディゴ地平線でした~♬朝から降り続いていた雨がひと時止みました!!暖かいコーヒーや紅茶などほっと一息いかがですか?屋上BGMはもちろんスピッツです♩スピッツの曲に合わせて鳥の声も聞こえる至極のリラックス空間になっています♩本日も当日券は販売中ですのでお仕事帰りに福島へ寄られてはいかがでしょうか? pic.twitter.com/e0kvtx9OQ1
— ロックロックこんにちは! (@RRkonnichiwa) 2017年10月6日
【#SPITZEXPO cafe情報】
楽屋チャウダースープとは?!『ロックロックこんにちは!』のケータリングで出しているスープです♩スタッフを始め、スピッツのメンバーや出演者の皆さんからも好評頂いている特別スープです♩野菜たっぷりで優しいお味です。もう少しだけ販売中です! pic.twitter.com/hIc3eA7Rt9
— ロックロックこんにちは! (@RRkonnichiwa) 2017年10月8日
↑ここの写真は、古いかな?と思うものから醒めないのハワイでの写真までいろいろ。ソファで﨑ちゃんとリダが座りながら眠ってしまっている写真がかわいかったな。スピッツのオフショットって、4人が固まってる写真、多いんですよね。一緒にいるのが自然という空気が写真から伝わってきて、いいバンドだなあといつも思います。【#SPITZEXPO 展示プチ情報】
3階屋上cafeスペースの奥にはスピッツメンバーのオフショット写真がたくさん並んでいます。手を触れたり写真撮影はご遠慮頂いておりますので、ゆっくりじっくりご覧下さい♩今日もお天気が良く屋上でのtea timeは気持ち良いです。 pic.twitter.com/fAZokIfBmO
— ロックロックこんにちは! (@RRkonnichiwa) 2017年10月4日
さて、トークショーまでまだまだ時間はたっぷり。もう少しここにいるか、一度出るか、悩んでいると、お友達さんから到着したとのLINEが♬
お友達さんに「ツボなところありました?」と聞かれたので、ロックロックのダイジェスト映像に吉井さんがいっぱい映ってました!と報告。お友達さん「スピッツじゃないんかい笑」えへへ、すみません笑。
お友達さんと一緒に再び展示物を見て、その後カフェスペースで談笑。
そうそう、会場にはプラムチャウダーの梅木さんとグラスホッパーの坂口さんもいらっしゃって、何度もお見かけしました笑。声をかけているファンの方も。
18:38。スタッフさんが「もうすぐ閉場しますので」との声かけを始めたので、退場することに。
結局ずっと居座ってしまった笑。
出口にあったこの間接照明がかわいかった!小さい卓上タイプがあったら買ってたかも。
お友達さんとはここでお別れ。今日もお会いできてうれしかった~。しかも誕生日覚えててくださってプレゼントまで(;。;)本当に本当にありがとうございました。次はきっとロックロックで...♬
夜もすてき。
最後はアートディレクター木村豊氏のトークショーです。
19時15分くらいから、係の方が整理番号順に呼んでいきます。
えっ、一人ずつ呼べるくらいなの?番号が大きい方だったのでてっきり100人規模かと思いきや、最後に呼んだ番号が「69番の方」で終了。えーっ!!そんなに小規模だったの!!?
こんな少人数のイベントのレポートを書くのは責任が重いな...と思いつつ、話の流れでいくつかの話は書いてしまったのですが笑、いつものことながらレポートと言うよりは簡単な流れと感想を書いておきたいと思います。聞きながらノートとってたらきもちわるいかなと思ったけど、何人かいらっしゃったので安心しました笑。
場所は奥にあった撮影禁止の部屋で、楽器があったところがステージになっていました。
向かって左側に木村さん、右側に月刊MdN編集部の元信さん(漢字が違ったらすみません)(名前すら違っていたらすみません)がMCで。
元信さんがスライドを映しながら、木村さんに解説をしていただくという流れ。
まずは木村さんが手がけたCDジャケットの紹介があり、スピッツのジャケットのお話へ。
スピッツで木村さんが初めてデザインした空の飛び方から、ハチミツ、フェイクファー、三日月ロック、とげまる、小さな生き物、醒めない、最後に質問コーナーがあり、21時終了。
椎名林檎ちゃんの本能も木村さんのデザインだったんですね。ユニコーンはメンバーが撮影をしたくないそうで笑、顔だけ合成だったり最近はお面なんだとか笑。スピッツはもう長いこと顔出しがないけど、出たくないわけじゃないそうですよ笑。このことを質問した方がいらっしゃって、逆に木村さんが「やっぱりメンバーがいたほうがいいですか?」と質問をすると、「デザイン次第です」との答えにプレッシャーだなと笑っていらっしゃいました。私も質問者さんと同意見です笑。
まだ書いてないジャケットの話だと、空の飛び方のマサムネのイメージは、「羽をつけた女の子」。遊園地のメリーゴーランドの前で撮影(撮影場所のアイディアはマサムネかご自身かはもう覚えていないとのこと)。マサムネがクリエイションというイギリスのインディーズ・レーベルが好きで、そこが出しているコンピレーションアルバムのジャケットが女の子だったことから。ハチミツの時にも書いたけど、1つのバンドで女の子だけのジャケットは日本ではまだなく、その子のCDだと思われる可能性があったそう。モデルが外国人ではなく日本人なのは新鮮だと思ったそうです。
フェイクファーは、当時(’98)は外で女の子がキャミソールを着るのが流行った時期で(流行った流行った!)マサムネがキャミソールを着せたいと。何か持たせたいと思い河童橋で買ったあの遊園地にあるような紙コップは、業務用だったため100個くらい今だにあるそうです笑。
撮影場所は、植物園の外と中で。時期が冬で、偶然前日に雪が降ったため雪が反射してジャケットのような色彩になったようです。さすがに外だけだと寒くてかわいそうなので中でも撮影はしたのだそう。フェイクファーを巻いている写真も撮ったけど、それよりジャケットになった写真の方がよかったのでそちらを採用。それにちょっと説明的すぎるとの理由も。フェイクファーのよさは、言葉にしづらい、と仰っていました。
とげまるのジャケットの撮影はスピッツ史上一番過酷で大変だったそう。一番大きいと人の背丈くらいあるろうそくを、何の準備もしていなかったので、撮影場所の夕方の高原まで手で抱えていくか牧場で借りたねこ車で運び、撮影が終わると今度は真っ暗で撤収できず、ブヨが発生して足を刺されながら懐中電灯で探してまわったとのこと。あの美しいジャケットにはそんな苦労が...。
お話を聞いていると、木村さんは意図があってこうした、というよりは、ご自身の感覚で特に意味はないことの方が多く、元信さんが(マサムネが)なんでこういうイメージにしたんだろうと考えたことはあるか尋ねたところ、「思ったこともない」と仰ったのには驚きました。私は理屈っぽいからすぐどうしてこうしたんだろう?とか深読みするの大好きだけど、そうか、こういうお仕事をする上ではそういったことは必要としないんだな。ミュージシャンもそうだけど、感覚でお仕事されているって憧れるし格好いい。
それからスライドに映った木村さんのアイデアスケッチのノートがスピッツのノートブックタイプのカレンダーで、あっwと思ったら元信さんがつっこんでくださって、ご自身が使いたいから毎年作っているという裏話が聞けました笑。だから方眼にしているようですよ。ていうかグッズも木村さんが関わってるの知らなかったー!
あと、マサムネは同じ色のジャケットが続かないようにしているそうで、そう言われると確かに!意識して変えてたんですね。次のアルバムは何色になるかな。
こんなところでしょうか...。まあ、SNSでもう上がってるかな。最近はこういう長文のものは好まれないかもしれないけど、少しでもお役に立てれば幸いです。
今度発売される「スピッツのデザイン」では4万字のマサムネのインタビューが載っているそうなので、読み応えありですよ笑。
滅多にないとても貴重な体験でした。ありがとうございました。
「スピッツのデザイン」、とてもたのしみです。
というわけで!長々と語ってしまいましたが、展示からトークショーまで、SPITZ EXPO2017を味わい尽くせた濃い一日でした。なんか、朝から晩までスピッツだらけで、幸せだったな笑。
おしまい。