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生活、音楽、吉井さん

   
Memories of THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary DOME TOUR 12/28ナゴヤドーム

2019年12月28日、とても綺麗な青空でした。

吉井ソロ育ちでイエローモンキーの事は2016年まですべて伝聞の私だけれど、このバンドの結成30周年記念日に立ち会えて本当によかったと思ったライブでした。

好きなバンドが結成30周年というだけでもグッときてしまうところに、YouTubeの30周年企画“30 memorable shows of 30 years”で2001年1月4日のメロメ、2004年12月26日のJAMの畳みかけに、後追いの私もすっかりおセンチモード全開で会場へ。さらに、ナゴヤドームは私が人生で初めてライブを経験した思い入れの深い場所というのが拍車をかけて、それはもう仕事を納めて会場へ向う電車を待つ間、ライブ前最後のピンクの更新、和哉少年物語を読んで誰もいないホームで一人涙ぐんでしまう始末。あーだめだー!吉井さーん!あれ、それはそうと、あまりに誰もいないので振り向くと、乗りたい電車はもうすでに私の背後でそっと扉を開けて待っていたのだった。あっ...

会場には春のエコパで偶然の再会をした高校時代の友人も来ていて(旦那様がファン)、しかもその私の人生初めてのライブにはそこ子も一緒に来ていたというね。彼女から会場にいることの連絡が来て、思わず「高校生の頃、ここでSMAP見たね」と送らずにはいられなかった。ほんとこのおセンチ状態のひどさ笑。巻き込んで申し訳ない。

中に入るのは5年ぶりのナゴヤドーム(ちなみに5年前見たのも、SMAP)。そうそう、この青いイス。もうここに来ることはないかもしれないと思っていたこの場所で、吉井さんが歌っている姿を12月28日に見る、というのが、私にとって一番胸に迫るところだったかな。
今日のお席は3塁側の1階スタンド前方、メインステージは目線の先の柱と丸かぶりで(涙)モニターが頼りの席だったので一挙一動を見逃すまい!として見ることは叶わなかったけど、とにかく楽しかったこの幸せな思い出を、ここに書き残しておきたいと思う。

※私フィルターを通しての感想なので、MCは特にニュアンスで何卒ー!そしてここまででお気づきのとおり、筆者はボーカルにかなりの偏愛をしていますので、何卒ーー!!





客入れBGMの中でロッシーニの歌劇「ウィリアム・テル」序曲の第四部「スイス軍隊の行進」が流れて(Googleで「運動会 クラシック」で検索したよ笑)、今回も考えたの吉井さんかな...?私が行くロックのライブでBGMにクラシックが流れるのはTHE YELLOW MONKEYしかいない。

客電が落ちて、モニターに映った数字が1989.12.28からカウントアップして2019.12.28になると、一人ずつ順番に後ろの方から歩いて来る姿が。エマさん、アニーさん、ヒーセさん、そして吉井さん(あれ、アニーさんとヒーセさん逆かも)。でもそれはモニター越しの姿で、実際はどこにいるのかよくわからない。ほんのり赤みを帯びた暗闇の中、柱の隙間からメインステージを必死で目をこらして見つめていると、聞えてきたのはあのギターのフレーズ、セ、SECOND CRY...!!そして気がつけば、メインステージではなく、十数メートル先の花道先端にある中央ステージに、ギターを抱えた吉井さんが歌いながら一人立っていた。うわあ...。一気に物語の中へ入りこんだような感覚になった。FROM 1944 TO 1994...。
続いて大好きROCK STAR!が始まると、吉井さんは花道を駆け抜けてメンバーの元へ。「頭はさからえない」ってほんと今年すごく思ったなあ。そこへさらに間髪入れずSPARKですよ!最後のキメは後ろを向いてだったかな、あのSPARKが終わった瞬間の自分も会場全体もわあっ!!ってなるの、大好き。

今日の衣装は、吉井さんは淡い水色の光沢のあるジャケットにDANDANで着てるのと似たキラキラのシャツを着て、真っ赤なレザーパンツにゴールドの靴を履いた出で立ち。あのゴールドの靴、BIG EGGでも履いてた靴かな?髪は今日も内巻き気味で、でも前日のMステよりはナチュラルな感じだ。ヒーセさんは黒いキラッキラのロングの上着にキラッキラの紫のパンツ、エマさんは上下赤で、パンツのサイドにはラインが入っている。何色の?(こっちが聞きたいわ)アニーさんは最後に見えた黒のタンクトップ姿しかわからなかったけど、写真を見ると脱ぐ前はドット柄の黒いシャツだったようですね。エキサイトミュージックより(レポあり)→

最初のMCでは、30周年を名古屋で迎えることができて、メンバー一同喜んでおりますと吉井さん。私もだよー!あとは...ちょっと今回情けないほどZENZEN思い出せないんだけど(私が思い出せないところでどこにも何の影響もないんだけど笑)、曲に入る前に「風船」っていうワードが出たから、もうあの曲だなって。

やるかなどうかなって思ってたBalloon Balloon、出たね出たね!2番の前に「名古屋―!」あそこで一回叫んでくれるとやっぱりかなりアガる!秘密の鍵をひねったかどうかがモニターに映らなくて見えなかったのはちょっと残念だったけど、Balloon Balloonを歌う美しい吉井さんをまた見れてうれしかった。最後の音は伸ばさずジャッと終わって、続けてA HENな飴玉へ!なんだか今日は時空を超えて時代を行ったり来たりしてる感じがする。最後に「世紀末GAME」って歌うところで、一回「世紀睫毛~♪」って歌っていたのを私は聞き逃さなかったよ!手でまつげ生える仕草してたから間違いないはず笑。吉井さんのこういうところ大好き。それから次が追憶のマーメイドだったときにはもう!もう!うれしすぎて天を仰いでしまったよ。誘惑の“わ”、今回はちゃんと聴けました。ただでさえ歌詞が苦しくてたまらない歌なのに、吉井さん最後の方では膝をついて歌い出すんだもん、もうどうかなりそうなくらいよかったです。はあ...(万感のため息)。
暗転してエマさんのギターソロ。球根を予感させるメロディーが奏でられる。左右の大きなモニターまでいっぱいに映る、ギターに合わせて火の粉がほとばしるような映像が美しかった。ドームに響き渡る球根は、歌に宿る生命力をとても感じた。歌が生きている感じがした。

「いい席のみなさんごめんなさい、また後で戻ってきますから」と、ここからはメインから花道を歩いてメンバー全員中央のステージへ移動!「これで360°です」「いっぱい入ってるよね」と、吉井さん客席を見渡しながら。ほんと、いっぱいのお客さんでよかった。「今日は長丁場です、8時間...38分、くらいやりたい気持ち」だって笑。それから「毎年12月28日のバンドの誕生日にはメカラウロコというライブをやっていたんですが、昨今の事情で終わりました」昨今の事情。「名古屋と言えばシャチホコとかドラゴンズというこでドラゴンとこじつけて、ドラゴンの喉にある鱗に触れると逆鱗に触れると言われていることから、今日のライブを密かに“ドラゴンの逆鱗”と名付けています、帰りにバスタオルが販売しているので買ってってください」と言ったあとの客席の無反応さには「言わなきゃよかったな」とつぶやいてて笑いました。

私はアコギを抱える吉井さんを双眼鏡でのぞき込みながら、ギターの観察と次の曲の予想をしつつ、さらに話は名古屋にまつわるイエローモンキーの話へ。ドデスカでも話していた、エマさんが正式に加入したのは名古屋で、本当の結成は実は名古屋だったっていう、あの話。(レポ→)。「最初歌が下手で断られたんだけど、優しい人だから残ってくれて」と吉井さん。名古屋でライブをすることになって、当時マネージャーの代わりもしていたヒーセさんが取ったはずのホテルが取れておらず、「よ)あれどれくらいの広さだった?」「ヒ)12畳くらい?まあまあ広い部屋だったよ」という旅館の部屋で、エマは正式加入ってことでいいんだよね?という話になり「よ)なんて言ったんですか?」「エ)忘れてたって感じだよね、はい、そういうことで、と」そいうわけでエマさんが正式に加入し、エマさんも曲を作るようになって曲が増えていきました、と。「そんなエマが、このバンドのために初めて作った曲を聴いてください、This Is For You」

すてきな流れ~。そういえば私、This Is For Youを生で見るの初めてでした。わーい!最後はエマさんと吉井さん、ばっちり見つめあってましたね。2人かわいかったなあ。
曲が終わると再びバンドの歴史を話し始める吉井さん。「夜行性のかたつむり達とプラスチックのブギーという長過ぎなタイトル(笑いました)のアルバムでデビューするも売れず、オリコン初登場、5○○位」って。出たぞデタラメ順位。知らない人は信じちゃうから笑。それからちょと流れは忘れちゃったけど...今度はこのバンドの最初の曲を、ということでLOVERS ON BACKSTREETを。和哉少年物語で、改めてこの曲が生まれたときのことを読んで聴くLOVERSは感慨深かったな。GOOD BYの時、当時作ったときは息継ぎが大変で歌えなかったけど、ようやくいい感じに歌えるようになってきましたって言ってましたね。そうだ、今度また聴けるときが来たら、「25、25」の指のサイン、小さく一緒にやってみようかな。

それから次は、当時はグラムロックを中心にやっていて、グラムロックと言えばブギー、1stにも入っているブギーな2曲を続けて聴いてください、とまずはFoxy Blue Love!うわー!うわー!フォクシーだー!!生で聴いたらもっと好きになった、たのしかったなー!次のSLEEPLESS IMAGINATIONは全アルバム聴き直してきた甲斐がありました、この曲好きだなーと思って何度か戻って聴いた曲!前日に更新されたYouTubeの企画のは余裕がなくてライブの前には見てなかったんだけど、もしや伏線だったのでしょうか?昔と同じようにタンバリンを叩く吉井さん、モニターには過去のライブからの映像が一緒に流れて、過去と現在の吉井さんの共演。あの帽子のかわいい吉井さんもいた♡しかし「リップス」って吉井さんが歌うとなんであんなにセクシーに聞こえるんだろう。なんかもうずるい(なぜ)。

「それから色々あってバンドは休止、解散します」と一気に話しは現在へと。「メンバーとの絆はずっと続いていて、今年19年ぶりのアルバムを出しました」このとき吉井さん、アルバムを出したのを去年、と一度言い間違えていて、でもなんかわかる、それくらいすごいスピードで過ぎていってる感じあるよ、と思いました。もう私がこれ書いてる今は去年だしね笑。そして「そのアルバムの中から名曲を」と言ってI don't know。I don't knowは2019年私が最も再生した曲でした。大好き。その後続けてBURN、LOVE LOVE SHOWで盛り上がって、中央ステージ最後に吉井さんが口にしたのは「我々が一番尖っていたとき、この曲をシングルで出したいと言ったスローなテンポのロックンロールがあります、今日ここで一緒に歌いたいです、イエローモンキーのロックロンロールを聴いてください」吉井さんはこのとき、一緒にやってきて若くして亡くなったスタッフもいます、という話もして、この短い時間の中でも、イエローモンキーの30年間の喜びも哀しみもすべて込めていたように思う。昨日は誰もいなかったJAM、今日は同じ場所でたくさんの人が一緒に聴いている。赤く染まるナゴヤドームの中で、今、ここで、自分がこの歌を聴いている縁を思って、今日聴くJAMは本当に、万感胸に迫る思いだった。

メンバーはステージの横の階段を降りて、客席の間を通って退場。この時が私から一番近い時間だったけど、前の方がわー!ってなると角度的にほぼ何も見えずに終わりました笑。いいんです。この距離がこのバンドのすごさだから。(という考え方をするととどんな席でも幸せになれる)
暗転して何かの曲が流れ出して、モニターには1本のカセットの写真が。あれ、前に犬小屋が限定公開されたときのカセットだよね(私は聴き逃してしまったけれど)。続いて映ったモニターの文字を見るに、流れている曲はその最初のデモ音源に入っている未発表の曲「PENITENT」という曲みたい。初期のどれかの曲に似ている感じだったけど、もうすでに忘れるという...。その曲をバックに、モニターにはイエローモンキーの全ライブの公演リストが映し出されていく。それが終わると今度は、チンドン屋さんの音に合わせて、浮世絵風の江戸時代の人々の行列が(あの猿もいるw)ナゴヤドームに向って歩いていくアニメーションに。その行列がドームにいよいよ近づいたころ、暗い通路に人影が...本物のチンドン屋さんだー!私は着いたのが遅くて知らなかったけど、始まる前会場の外にも来てたのかな?チンドン屋さんが通路から花道へ、花道からメインステージへと移動していってずらりと並ぶと、イエローモンキー登場!

いやー、本物のチンドン屋さんを呼ぶイエローモンキー、さすがだなあ!初めて聴けたライブのDANDAN、この演出、このタイミング含めてすんごいたのしかった。「浅瀬で遊んだつもりが」でヒーセさん、なんて言ったんだろう?ヒーセさんが何か叫んで、ちょっと笑うメンバー。「どんな痛みにも耐えるあなたに会えたよ」をそのままあなた方に贈りたい。吉井さんさ、この最後の歌詞をこっちにしたの、意識してかな。してなくてもいい、吉井さんのこういう感性を愛している。
しかし余韻に浸ってぼんやりしているところにズダーンズダーンだもんな!最高かよ!パンチ、こんなに早くもう一度聴けてしまった。しかもここでずっと着ていたジャケットをついに吉井さんが脱いだよ!あーーーかっこいーーーすきーーー。ところが私、途中でモニターに吉井さんと共に映ったエマさんのかっこよさに目を奪われてこのときばかりはエマさんを見つめていました。エマさん超かっこよかった。超かっこよった(2回)。そういえばどの曲のときか憶えてないけど、後ろ向いた吉井さんの下半身とエマさんがモニターに映っていたときがあって、吉井さんの...尻...(凝視)という思い出もあったりして(通報)。それにしても今回の左右のモニター、縦長ででかかったなー。

それはさておき、パンチで右ストレートをくらい、今度は天道虫で左ジャブですよ(知らんけど)、汗をかいていつもの癖毛ウェーブになってきた吉井さんがさらにどんどんかっこよく美しくなっていって、もう...あなたは360°かっこいいよ...本当に...と酔っている隙も与えず聞こえたアニーさんのスネア、こ、この曲!この曲は!!もしかして!!なんだったけ!!!(おーい)そう、そう!“I”!“I”だよ私!雑誌でライブで聴きたい曲1位になっていたから意識して聴いてきてたのに憶えきれなかった私をどうか許して(なぜかsmileに入ってる曲が憶えられないという謎)。今回聴いたからもう完全に憶えました。また聴ける機会あるかなー。書いとくと叶うから書いておこう。そして極めつきのSUCKでもう今日は完全にノックアウトですね。吉井さん、カメラに向ってキスしにくるから爆笑しちゃったけど、ほんとは、吉井さんの...キス顔...いや待て待て待て、20も上の50過ぎの男にバカなのか私は(笑うところ)。でも曇ったレンズをシャツの袖でフキフキしてたのかわいかったですね。間奏のところで今日は吉井さん「30周年の絡みを!」と言って笑、最初隠してたけど最後ほんとにチュッてしてたよね。それから「メンバーみんな愛し合ってます!」って。はい。良きことです。そして最後に叫ぶように吉井さんは「THE YELLOW MONKEY IS MY LIFE!」と力強く唇から放った。

一度暗転して、星空の中Horizon。もう今日のこの空間が良すぎて、30周年記念日に聴くHorizonはとても涙が込み上げてきてしまった。やっぱりタオル買っておいてよかった。隣の方も涙を拭う仕草をしていた。また次のFatherで吉井さん「とりあえず今は名古屋の大空の下で Rock'n Roll,I love you」って歌うから、この瞬間が一番顔を上げられないくらい込み上げるものがありました。

本編最後、「ドームツアーなんて夢のようです」と口火を切ると、バンド名をイエローモンキーとつけたときの話をして、当時はダサいってたくさん笑われて、今も言われてるかもしれないけど、自分は誇りを持っている、と。それから、「僕が書く詞はラブソングとか応援歌がありません、わかりにくい歌ばかりだと思う、でも起こっている現実と見えない何かの架け橋がロックだと思っています」と話した言葉が印象的だった。少し前はもっとわかりやすい歌をつくる、って言っていたこともあったけど、私もいつの間にか、その架け橋の歌達に心奪われて今ここにいるんだよ。
続けて、自分の中には何人か女の人がいて、その人達の浮かばれない想いを歌にしてきた(急に霊能者みたいなこと言い出しましたけど、と挟みつつ笑)、LOVERS ON BACKSTREETも娼婦の歌だしね、と話して、「復活後初めて、2ndアルバムに入っているマリーという女性の歌を歌います」と。歌う前に「ちょっとコンセプトを説明しますね、初めて見る人もいると思うので自分だけ熱くなってても」と律儀に説明も入れて(戦時中ある男に恋をして、その後フランスへ行く、という簡単なストーリーですと、ほんとに簡単に笑)。

SECOND CRYで始まってシルクスカーフに帽子のマダムに終わる...ジャガーで始まりマリーさんで終わる今日のライブは、イエローモンキーの持つ物語性と相まって、ライブ全体がシアトリカルで、まるで時代を行き来する音楽劇を見ているようだった。

物語は一旦幕を閉じ、放心状態でアンコール待ち...。
再び出てきたとき、吉井さんはアコギを抱えた。「これをやらないと年を越せない!」と言い放ち、ということは!ということは!年末恒例、おそそブギウギだよー!今日は長丁場で、一人ずつ歌うとみなさんの終電がなくなってしまう、ということで、全員で一斉に。アニーさんがカメラに抜かれると、うつむき加減で髪で顔が隠れた状態で歌っている姿がおもしろくて、会場に笑いが溢れる。いよいよ気分が高まって、つい「サンキュー愛してます」で一人フライングしてキャー!って叫んでしまいちょっと恥ずかしかったけど、アバンギャルドで行こうよ、私が生で聴くのは2012年、ソロで聴いたあの武道館以来。はー、たのしかったなー。その後間髪いれずに「ビューティフォー!!」でバラ色に突入して、あのピアノのスローなイントロからじゃないバージョンなのって、すごく久しぶりな気がする。私今日バラ色大号泣かも、なんて思ってたけど、もうかっこよすぎて、たのしすぎて、興奮に震えながらずっと笑顔だった。そして、私が待ち望んでいたときがついに。吉井さんは今日、「長い鎖につながれても」を「長い鎖を引きちぎっても」と歌って、その瞬間、私は掲げていた手の平を強く握りしめた。――最後、1回目の「ARE YOU A BELEVER?」で、吉井さんは自分のことを指差して、ラストのBELEVERをロングトーンせず原曲通り叫ぶように歌い切った。そう歌うのを聴くのも初めてだったと思う。かっこよかった。本当にかっこよかった。ずっと大切にしてきた、吉井さんを初めて見た日のバラ色と同じくらい、忘れられないバラ色になった。

ALRIGHTでメンバー紹介。名前を呼んだあと、「30周年おめでとう!」と吉井さん。鶴ちゃんの時はなんて言ってたか聞き取れず...鶴ちゃん、今日全然見えなかったけど、パンチの間奏のジャズピアノ、今日も超かっこよかったよ!エマさんの時、首筋にグッズのタトゥーシールを貼っていたのがアップになってとってもセクシーでした。ボーカルのときはヒーセさんが吉井さんへ「30周年おめでとう!」を。30周年おめでとう、おめでとうイエローモンキー!そして最後の最後はASIANで、豪華絢爛に、幕引き!!

吉井さん、「ヒアルロン酸もデトックス(?)にも頼らない!我々はロックバンドだから!」って言っていたな笑。記念撮影をして、アニーさんのフー!タイム。花道に出てきてくれたとき、吉井さんが「レコード大賞アルバム賞受賞しました!」と言って、フー!から万歳三唱になったのおもしろかったな。ステージを去る前、「よいお年を!来年もよろしく!」と言ってくれた。こちらこそ、よろしくだよ。

暗転して、未来はみないでが今日の日のエンドロールのように始まった。モニターに流れる歌詞。それを読みながら、会場に響き渡る吉井さんのとてもやさしく美しい歌声に耳を傾ける。他のイエローモンキーの歌とはまた違った感触の歌で、でも歌詞は吉井さんだー、っていう歌詞だった。メモリアルギフト、28日にした私は会場に来る前にポストに届いていたから、早く改めて歌詞をなぞりたくなった。

明るくなって、名残惜しいこの場所から送り出してくれた音楽は、レナード・コーエンのハレルヤ。流れていたのはジョン・ケイルのカバー、で合ってるかな?ハレールーヤー、ハーレルーヤー...♪

終演後、仲良くさせていただいているライブ友達さんと会うことができた。私が初めて吉井さんを見た日、一緒にいた方だ。初めてのイエローモンキー、楽しまれたようでよかった!興奮気味でバラ色の「引きちぎっても」の話をする私を受け止めてくださって、いつもありがとうございます笑。

あの日から想像もしていなかった未来に今私はいる。吉井さんのソロから入った私は、このバンドが、というより、大好きな人がいるバンド、という気持ちの方がいまだに強いことは隠しきれない。今回の感想も、このバンドをこよなく愛する方にそういう部分で何か不快な気持ちにさせるところがあったかもしれません。でも、この4人で演奏する姿が見られなくなったらって考えたとき、もう無理だった。もうそこまで私は足を踏み入れていた。

言いたいこと、やりたいこと、この先変わったっていい。
また会えるって約束して。


THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary DOME TOUR
2019.12.28sat. ナゴヤドーム セットリスト

1.SECOND CRY
2.ROCK STAR
3.SPARK
4.Balloon Balloon
5.A HENな飴玉
6.追憶のマーメイド
7.球根
8.This Is For You
9.LOVERS ON BACKSTREET
10.Foxy Blue Love
11.SLEEPLESS IMAGINATION
12.I don't know
13.BURN
14.LOVE LOVE SHOW
15.JAM
16.DANDAN
17.パンチドランカー
18.天道虫
19.“I”
20.SUCK OF LIFE
21.Horizon
22.Father
23.シルクスカーフに帽子のマダム
アンコール
24.おそそブギウギ
25.アバンギャルドで行こうよ
26.バラ色の日々
27.ALRIGHT
28.悲しきASIAN BOY

次は京セラドームで!
  
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name:トコ
◼︎天秤座のO型
◻︎HSPの傾向あり
◼︎INFJ
◻︎YOSHII FUNK LOVE
◼︎スピッツベルゲン

NO MUSIC, NO LIFEな
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