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生活、音楽、吉井さん

   
Memories of SPITZ 30th ANNIVERSARY TOUR “THIRTY30FIFTY50” 10/1宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ(グランディ・21)


というわけで、まさかまさかの横浜で終わりじゃなかったっていうね!
2日前の大逆転。人生って何が起こるかほんとにわからない!

もし横浜が外れてテアトロンで終わっていたとしたら、私は宮城には行こうともしていなかったかもしれません。今となってはコンディション最悪だったあの横浜があったからこそ(スピッツじゃないよ!私のね!)やってきてくれた未来なんじゃないかなと思います。

9月に入ってチケットぴあからのメールで宮城のモアチャンスを知ったときは、帰りの時間がギリギリだからとかお金がないからとかそんなこと一瞬ですっ飛んで、どうにか帰りの方法を模索していました。なんならもう金にものを言わせて泊まりで朝新幹線で帰ってもいい!(私の中の財務大臣真っ青)
そしたらあるじゃないか、香川でもやった乗り継ぎという方法が。仙台(夜行バス)→東京(新幹線)→名古屋なら、終演から時間はたっぷりあるし、朝帰って仕事行ける。行ける、行けるよわたし...!!

結果が出るまでの間は、前の記事にも書いたけど、ジャッジを待っているような気持ちで。ここまでだって十分幸せにしてもらった私が、ファイナル公演に行くことを果たして許してもらえるのだろうか。もしこれでダメだったとしたら、ここまでの思い出で生きていきなさいということなんだと考えていました。そうして、見えない何かにゆだねること15日。長かった。長かったよ。

私は許された!さあ!いざファイナルの地、宮城へ!

頭痛なし、吐き気なし、腹痛なし。なんなら宮城まで車で行けそうかも!なんてバカなこと考えたり。よし、いつもの私だ。
仙台駅に行くのは2015年のARABAKI以来、2回目。あのときは夜行バスで行ったけど、今回は新幹線でさくっと到着♬名古屋から3時間半だよ!最近はケチってあまり新幹線に乗れていなかったけど、やっぱり新幹線は早いし揺れないし快適だねー。はじめての「はやぶさ」も中がきれいで超快適でした。

10月いっぴの仙台は名古屋よりも肌寒く、お昼でも七分の薄いブラウスでは寒いくらいだった。よかったストール持ってきて(一回忘れて家出たけど)(いつもの私だ)。ほとんどの人がジャケットやパーカーなど一枚上着を羽織っている。ツアーと共に季節は移り変わり、もうすっかり秋なんだね。今年は蒸し暑い夏だった。

チケットの抽選の結果が出る前に帰りの夜行バスだけは先に確保しておいて、シャトルバスは様子を見ながら最終的に結果がわかった日の夜に購入。なにせ結果発表が公演の2日前の18時以降だったから売り切れを覚悟していたけど(そのときは最寄り駅から1時間歩くつもりで)、前日のお昼の時点でもまだ買えたようでした。よかった。

ARABAKIのときと同じ場所から14時55分ごろシャトルバスで会場へ出発。並ぶことなく座席に座れ、中では大音量でCYCLE HITの1997-2005がかかっていた。おー、ノースロードさん、粋ですな。うれしいけどちょっと音がでかかった。
渋滞もなくスイスイ進んで到着したのは15時28分。おお、思っていたより全然早い。
駐車場から少しだけ歩いてついに会場前へ。わ~ほんとにきちゃったよ~宮城まで!

モアチャンスのチケットはそのまま入れるチケットではなく引換券だったのでその列にさっそく並ぶ。場所は入場口の横に会場に沿うようにロープが張られていて、お兄さんがメガホンで随時案内をしてくれていたし表示もわかりやすかったのですぐに見つけられました。もう20人くらい前に並んでいたから一瞬先着かと思ったけど大丈夫、違った。開場30分前の16時から引換えの予定で、それより少し早く始まったので16時をまわったころにはもうチケットを受け取ることが出来ました。

それから残りの時間でトイレへ行ったんだけど、グランディのトイレ事情の把握不足でまさかの並ぶこと約50分。サブアリーナの女子トイレの列、エグい...エグすぎるぜ...。帰りに気づいたんだけど駐車場のところにあるトイレの方がまだよかったのかな。
ちなみに私は中庭にある12機のトイレに行きました。私が並んだ長蛇の列の先は3つに分かれていて、最終的に中庭か中の2つのトイレか自分で選ぶようになっていたんだけど、後ろの方が何度か訪れているようで「中の方は列は短く見えるけど個室が2つとかしかないから時間かかるかも」と言っていたので迷わず中庭に行きました。おかげで中に並ぶより早かったと思います。ありがとうお姉さん!笑

そんなわけで開演30分前には席につけてこれでもう安心。入場口のスタッフのお姉さんが訛っていて可愛かった。
黒い鉄骨の天井に、背面席のないエコパに似た会場。座っていると今までのツアーの思い出が走馬燈のように...とかなるかなあと思っていたんだけど、とにかく今日、これから始まるライブが楽しみで仕方なくてそれ以上のことは考えられなかった。うん、そうこなくっちゃ。

ファイナルのお席はリダ側のほぼ真横。列はスタンドの真ん中あたりだったけど、ステージからはそう遠くは感じず、なんなら今ツアーでは横浜を抜いてテアトロンに次ぐ2番目の近さだった。真横だからバックのLEDのパネルはほとんどなにが映ってるかわからない状態だけど(あれ意外と一つ一つの四角の位置が前後してて立体的になってたんだね)、メンバーはとてもよく見える位置。端に来てくれたらほぼ正面だ。なるほど注釈尽きのステージサイド席、今回私にとっては幸運の席となりました。

SEでOasisが流れてもうすぐ始まるなと思ったとき、私は重大なミスをしていたことに気がつきました。大阪のレポの中で曲名を「Live Forever」と書いていたのですが、これ、「Supersonic」じゃん...。わーごめんなさい!恥ずかちい!訂正しておきました!!

このようにポンコツゆえこの先も記憶違い、聞き違い、勘違いあると思いますが、探し物や興味がある方がいらっしゃいましたら、参考程度に楽しんでいただければ!

最後のアナウンスが終わると会場の歓声が大きいこと!そのあとすぐに客電が落ちて、ノースロードの井上さんによる前説。ここから見ると上手の袖の方で灯りが灯っているところがあって、あっあそこでいつも読んでいたのかなーって。
スピッツがメジャーデビューしてから東北では80回、仙台では34回目の「ワンワン」ですってそれ横浜でも聞いたぞ!笑「すみません、咬んでしまいました。しかしロックのほそ道などを合わせると111回目、ワンワンワンになるんです!」そういうことだったのか!笑

私にとって7回目のOP。こんなに近くで見たことなかったから、いつも天井の方を見ていたけど、ドラムセットを中心に伸びる光の筋たちがまるで楽器が輝いているようにとても神々しく見えて、あのステージの上は特別な場所なんだと思わせるものがあった。
メンバーたちがステージに上がってくるのもこの位置からだとよく見えました。
醒めないが始まったときは、ああ、もう二度と来られないと思っていたのに、と、思いのほかぐっと来てしまい涙がこぼれ落ちそうでした。

みんなの衣装は初日と同じ。私は初日と横浜と今日とこの衣装一番よく見たな。双眼鏡でのぞくとマサムネのギターを弾く手の血管もわかるくらい思いの外アップで見れて、肉眼で見るより双眼鏡から見た方がピントが合ってはっきり見えるので、涙がキラリ☆なんてほぼ双眼鏡から見てしまいました。マサムネは相変わらずの可愛さだ。久しぶりにこっちから見たけど、右側から見た方が猫背に見えたのは気のせいだろうか笑。

今日は声がいつもよりハスキーめで、最初か2回目のMCの初めに珍しく一度だけ小さく咳払いをしていた。とはいえ高音も出ていたし、むしろAメロよりサビの高い音域辺りの方が出しやすそうなのがすごいと思った。あと理由はわからないけど今日はイヤモニを押さえることが多かったな。客席に聞こえる音はハウリングもなかったし聞きやすい会場だなーと思っていました。個人的にはエコーが抑え気味だったエコパの音が好きだったなあ。そうそう、ヒバリのこころの「オオホー」のところが会場によってエコーの間隔が微妙に違っておもしろかったです。どこの会場だったかなあ、結構タメのエコーのところがあってちょっと笑えてしまったりね。

日曜日の貴重な夜に、スピッツのためにありがとうございます、と最初の挨拶。お決まりになりつつある「今日は最終日だけど、今日も最後まで楽しませるからさ!俺に任せとけ!」のあと、「これからもこれは言い続けるから」と言っていました。マサムネが言うと何度言ってもぎこちなさがあるところがいいんだよね笑。これからも楽しみにしてますよー。ありがとう。

ヘビーメロウはCDの音源で聞くのも大好きなんだけど、ライブで聞くのも大好きだったなー。立体感のあるヘビーメロウ、すごくよかった。
君が思い出になる前にを歌い終わったあと、MCの入りでアコギで再びサビのフレーズを歌い「すごい自己中だよなって歌う度に思うんですよね」とのマサムネに笑いが起きる会場。それ初日で言っていてそれ以来聞いてなかったけど、最終日まで歌う度に思っていたのね笑。
続けて、よく昔の歌は恥ずかしくて歌いたくないって言う人もいるけど、恥ずかしい歌をあえて歌って恥ずかしくなりたいと思います、こう言うとMっぽいけど、みたいなことを言っていました笑。
それから、変なことをやりたいと思って始めたバンドだけど、そんなバンドを見に来てる皆さんも変な人ですね、と最高の褒め言葉を言っていただきました。わーい、そう言っていただけて光栄です♡←

今日の私の席の隣には母世代、いやもう少し下かな?な方がお一人で来ていらっしゃって、私が腕を振るのに合わせて腕を振ったりしてとても楽しそうにしている姿が、初めてのスピッツのライブを母と見に行ったときの母の姿と重なりました。こんな表現は失礼かもしれないけど、ぎこちないながらもそのひたむきに楽しむ姿に、隣でひっそりと心を打たれておりました。それも含めて、今日はほんとに良い席だったなあ。

跳ねるようなチェリーに、名古屋2日目以来だったスターゲイザーではマサムネのアコギ弾く手をガン見。あーしあわせだー。そしてここでの日替わりがまた波のりの番だったからガッツポーズで喜んじゃったよ。最後にもう一度聞けてうれしかった〜!!サビの歌い方は、意識してかはわからないけど、原曲だと「むかえぇーにゆぅくかぁらぁー」ってしゃくって母音も歌っているけど、今回のアレンジでは「むかえーにゆーくかーらー」ってさらっと歌っていたのだった。今回の半音?上げたアレンジもすごく好きでした。ツアーが終わってすぐに映像化が発表されましたね。波のりも無事入りそうなのでたのしみです。

波のりのあと、今の歌も恥ずかしい歌の一つ、これも自分たちの歌なんで歌い続けます。でも今回やったからもうしばらくやらないかも、というマサムネに会場「えー!」。マ「それはほんとのえーなの?」なぜ疑う笑。 テ「まだいっぱいいい曲あるからね」「波のりばっかりやってたら他のができないから」そうだね、テッちゃんの言う通り。
それから結成当時の話。昔は仙台に車で来ていて、ガソリン代でお金がなくなってしまうから、リダが持っていた土鍋を機材の上に乗せていってホテルで鍋をやろうとしたそうなのだが、着いてみたら土鍋の蓋が割れてしまっていたのだそう。
あれどうしたんだっけ?アルミホイルをかぶせたんだったか...と思い出せないマサムネに、﨑ちゃん(かリダかも)が白菜を買って蓋にしたのだと。なるほどね!マ「紙コップにポン酢入れてね」へ〜。するとしばらく黙っていたテッちゃんが「ホテルで鍋やっちゃだめだけどね」「ごめんねいきなりしゃべって」いえいえ笑。
マサムネが、こういうエピソード聞いてもかわいそうと思わないでね。たのしかったんだよね。テ「たのしかった」たのしかったからここまで続けてこられたんだと思う。鍋も芋煮会と一緒だよ。と言うとなんとなく静まり返る会場。テ「しんとさせるよね〜」「俺もだけどさ」テッちゃんはそれが大好きなんだよね笑。「みんなマサムネの声が聞きたいんだよな」そのあとの「俺、見た目より声高いでしょ?」には大笑いしてしまいました。そうそう、初めてスピッツのライブを見たときテッちゃんの声の高さに驚いたからね笑。早口だから何言ってるかわかんないかもと言うテッちゃんに、マ「響くからはっきりしゃべらないとね」と特にオチのない会話が続く。笑

声が高いといえば、とマサムネが30周年の記念にさかなクンをゲストに呼んだ話を。(このときへー!と言う声が結構上がって、あーライトな方もたくさん来てくださってるんだあと私が感激してしまいました笑)
さかなクンはずっとテンションが高いままだそうで笑、テッちゃん曰く、ずっと魚の話。音楽の話をしても最終的には魚の話になるのだそう。すごいな、音楽の話からどうやったら魚の話になるんだろう笑。

あと、宮城には「ねこまさむね」というキャラクターがいることを知ってMCで話したら、ねこまさむねさんがツイッターで30周年のお祝いをツイートしてくれてるって教えてもらったと。
これだね!それからツイッターつながりで、昨日のMCで勘違いされてしまったことがあるとのこと。
マサムネは街で芸能人に声をかけることにトラウマがあり、先日フラカンのグレートさんを見かけたとき、ねえねえとチョイチョイして声をかけたことを話したあと、そのトラウマというのが、トータスさんに空港で「松本くーん!」と声をかけたらスタッフさんに羽交い締めにされたり、平井堅くんだと思ったら外国人だったとか、スーパーである芸能人を見かけて声をかけようと思ったら明らかに奥さんではない女性と一緒にいるのを見てしまった、妹さんかもしれないけどね!という話をしたら、なぜか最初と最後が混ざってグレートさんが不倫してるかも!っていうツイートがあったみたいで。そのあと広まってないか不安になって、エゴサしたけどなくてほっとしたそう笑。最近勘違いの訂正のMCよくあるね。私の大丈夫...?誰も傷ついてない...?(聞くな)
あとマサムネ(かテッちゃん?)は、街でさかなクンを見かけたらギョギョ!って言ったほうがいいのかな、と言い出して、さかなクンがギョギョって言ったらギョギョって返した方がいいのかな、とか考えててどうでもいい感じが可笑しかったです笑。

MCでちょっと話しすぎたのか、あくまで私の主観だけど、今日は少しハスキーめなロビンソン。このあとは高音で伸ばす音の連続の楓があるからちょっと手を握り締めながら見守っていたところがあったけど、特に出しにくそうな様子はなく4曲目の夜を駆けるもいつも通りで安心。これくらいはマサムネ的には問題ない範囲かなあ。神様がいるなら私の寿命20年あげるからあと50年歌い続けられる喉にしてあげてほしいよ(等価交換無視か)。

【メンバー紹介】
・リダ
ちょっと上から目線だけど、宮城、良いね。とリダ笑。サンプラザが大好きなリダ、でもここもいいねと東北の盛り上がりを絶賛。
初めてこの会場に来たのはサッカーの試合を見に来たときで、市街から結構遠いね。渋滞がすごくて、もう二度と... マ「もう二度と...?笑」いや俺がもう二度と来たくないって思うくらいのところをみんなは来てくれてすごいと思う、と言っていました笑。
駅からも遠いんだよね、シャトルバスが出てたりして、とマサムネ。リダの友達は家が近いからここまで歩いて来るそう。利府町の友達だそうで、利府のこと悪く言うなって言われてると笑。
マ「町になって今年で50周年なんだそうですね。30周年の俺らにはどうやっても勝てないね。って、なんで勝負になってるんだろう笑。」
それから、ステージの前の段差が今日は低い気がするとリダ。私もなんとなくそんな気がしていたんだけど「低くない?」の問いかけに首を振る袖のスタッフさん。あれ?笑 リダとしては「俺うろちょろするからたまに高くてこわいと思うときがある」そうなのだが、実際のところ高さは変わらないそうです笑。
今日で最後だということにも触れて、マサムネが30周年記念のツアーとしては一応ね、とまだまだおもろいことが待っていそうなニュアンスで言ってくれたのうれしかった。
このツアーはスタッフさんの数が今までで一番多いみたいで、リダがLED担当のスタッフさんがいてそこで映してくれてるんだよね、とステージと客席の間に向かって話かけ、それに頷くカメラマンさん。リ「アップで映るところ知ってる?」マ「知らない。キメ顔しちゃうから」に会場笑い。リ「﨑ちゃんは知ってるらしいよ」でさらに笑いが起こる。その言葉に頷くも、それ以上は何も語らずな﨑ちゃん笑。残念。
それから、ベースを渡してくれていたローディーさん(お名前は失念)は先日骨を折りながらも一生懸命渡してくれてね、と語るリダ。もしやツアー中に...?と思ったら、そのケガは「彼は自己責任のケガですよ、ツアー中のケガじゃないんで大丈夫」と察したマサムネが教えてくれました(個人情報をもらしてしまったってちょっと気にしてましたけど笑)。よかった!いやよくはないか笑。
そうそう、ベースをコードレスにすればって言われるんだけど、「つながれたい。飼い犬だから」だそうです笑。マ「犬なのに猫になりたいって歌ってるけどね」に会場笑い。
リ「今日も楽しいです!最後まで楽しんでいってください!」

・クージー
「﨑ちゃんアップになるところ知ってるの?」とさっそく拾い上げてくれたクージーさすが。それには﨑ちゃん「1カ所ね」と一言。
それから、朝ドラにコレクターズの古市コータローさんが出た話から(見た見た!早苗さんよかったねー!涙)昨日マサムネが、﨑ちゃんが朝ドラに出るとしたらっていう脚本が浮かんだんだって、という話に。マサムネが言うには、﨑ちゃんの仕事は経理。昔ドラムでプロとして活躍していたことがある設定。ある日おじさんバンドの大会に出ることになりそこで大活躍をする、といった内容だそう笑。机の奥から風呂敷に包まれたスティックを取り出して..という妄想はマサムネだったかクージーだったか笑。ちなみにマサムネたちはライバルのバンドとして出演。ク「最後は君はすごい!一緒にやろうってなるの?」マ「いや、完敗して悔しがるところまで」ク「じゃあその後は...乞うご期待?笑」マ「乞うご期待。笑」
今日も30年前の、The CureのTシャツなクージー。「色褪せない(今日はもともとそういう色だけど)、穴も空かない、スピッツと一緒だね。って、ずーっと行ってきたけどこれも今日で最後だね」いつもスパイシーなMCをありがとうクージー!

・﨑ちゃん
アップがあるところ、この先にあるからお楽しみに!とのこと。えーー!!こういうときに限ってモニター見えない席っていうね笑。あとから見かけた話をみるに、いい顔してた!、とか満面の笑み、だったとか。映像化されたものに残ってるといいな。ユニコーンのドラマーの川西さんがやっていて、いいなと思ったのだそうです。
30周年で50歳だから、40/60、50/70?そこまでやりたい、という﨑ちゃんに盛り上がる会場。ドラムを叩くのが電動になってたりして、というマサムネの言葉に「ハッハッハッ!」とツボにはまって﨑ちゃん大笑い。どんどん休憩が長くなっていって、そのうち休憩を挟んだりして(舞台の1部と2部みたいなニュアンス)、でもその分時間は長くやってね、と笑い合うマサムネと﨑ちゃん。
「生ドラムにこだわってこれからもがんばりたいと思います!いいツアーでした!」

・テッちゃん
今日ここ長いなー!田村が長かった、とテッちゃん。確かに長かった笑。
手短に一つだけ、と、最近疑問に思ったことを。最近スタッフさんの子供にお父さん好き?って聞いたら、普通と返ってきたそうで、「普通ってなに?」マ「恥ずかしかったんじゃない?良い意味で」色々とマサムネが普通の定義を提案するも、なかなか腑に落ちない様子のテッちゃん笑。テ「俺も使うけどさ、お父さんに普通って良くない意味だと思うけど」うーん笑、でもその子がいくつかわからないけど、その子が「普通」って答えた気持ちはなんとなくわかるかな笑。
テ「普通ってなんだろうって考えてたら昨日眠れませんでした」テッちゃーん!笑

・マサムネ
353号線のうた、演奏もすっかり慣れた感じで1曲全部聞きたくなる。ゴースカでリストには入ってるからちょっと投票するか迷いどころです。テッちゃんはいつもギターは弾かず見守り役。この曲も楽しかったけど、個人的にはやっぱり、大阪のシロの冒険の「遅い!」が忘れられないな笑(客席の不慣れな遅れた合いの手に対して曲間に絶妙なタイミングで放ったマサムネの言葉)。最後は「報われました」とうれしそうに。

次も新しい曲ではない、ちょっと古めの曲をということで夢追い虫。あ~そっかー!日なたの窓は昨日だったか。日なたの窓の方が聞けた回数少なかったからレアだったなー。でもとげまるのあとからずっと聞きたいと思ってきたから、願いが叶ってほんとによかったです。
正夢のラスト紙吹雪はこれでもか!というほど吹き荒れて、あれ下の方から吹き上がってたやつはスタッフさんが扇風機に手動で風に当ててたんだね!ライトがLEDになっても技術が進んでステージからアンプがなくなっても(クージー本で読んでそういえば!と思いました)手作り感があるのがなんか泣けるよ。人力込みで、この温かい演出に拍手です。

最後のブロックの前に、いつもの「足とか腰とか大丈夫かなって」のあと「まだまだ足りねえんだよ」と今日はちょっとワイルド三割増しで。場所別のコーレスのところでは「君は前の方だろ!」と指さしでツッコミしてました笑。

運命の人のイントロで、はっマサムネがこっちみた♡と思ったときふと自分にマサムネはパンダか、とツッコんでいました。(要するに私の中ではマサムネがパンダと同じレベルで可愛い生き物だという認識なのだ)(下手したらパンダより可愛いからな)(頭はおかしいです)(これ以上は黙った方がよさそうだ)
けもの道で地名を言うとき「東北の日の出」と言っていて、こういうとこ好きだなーって。テッちゃんも「東北ー!!」と高らかに叫ぶ!
1987→のとき、ふと初めてこの曲を聞いたときのこととか、初日で見たこの曲の光景が浮かんできて、無意識になぜか始まりを終わりを思ったんだよね。いや、今日来るにあたって意識していたところはあったから、その影響もあったのかもしれないけれど。でもだからと言って、これで終わってしまうんだなっていうことはあまり思わなかった。それはきっと、横浜で余裕を無くして見えていなかった矢印が、確かに未来へ続いているのを感じることが出来て安心したからかもしれない。とかそれっぽいことを言ってみる。

アンコールでは驚くことに、メンバー全員が「1987→」のTシャツで登場。リダとマサムネが黒、﨑ちゃんとテッちゃんが白。恥ずかしがってお揃いでもカーディガン着てちょっと変えないといやだったマサムネが!(っていうのを偶然直前に知ったところだった)ファイナルだからといってライブはいい意味でいつも通り、特別変わりはなかったけど、これが唯一のファイナル感でした。でもやっぱり恥ずかしかったのか全くTシャツに関しては触れなかったけどね笑。

マサムネがエレキだったから(今日はギター先に持ってたな、日によって違ったのかな)歌ウサギじゃないなーとわかった。名古屋ぶりのSJ!マサムネ、声がハスキーだ。大丈夫、まだちゃんと出てる。
最後の曲の前にマサムネは、「今までいろんなミュージシャンを見てきて、俺らなんかで、俺なんかでいいんだろうかと思うけど、この時代に生き残っているということは何か使命を与えられているからなんじゃないかと思います。引退しなければならない人もいるけど...........あの、引退しません。みなさんが求めてくれるのなら、引退しませんので。利府町と同じ50周年を目指します!」
どの会場でも共通してまだまだ通過点であることを話してくれていたマサムネは、いろんな事情で続けられなかったバンドのことを想って発した「これからも」もあった。きっとこの最後の言葉も、責任と覚悟と決意を持って発したものだと思います。前の日は「解散しません」だったそうですね。私が最もいなくならないと信じていた、愛していた、今でも愛しているグループは、最後になってしまったライブで「また来年!」と言い残したまま、事実上、今はもういません。だから「解散しません」という言葉を聞くのは、解散を経験してしまったことによって、必ずしも100%ではないということと、彼らだって続けたかったんだよという思いが私の中でどうしても浮かんできてしまい、うれしいけど、つらいのだった。だけど、マサムネがどんな気持ちでその言葉を私たちにくれたのか、誰のことも考えず、半端な気持ちでそんなこと言わないの、わかるから。いや、わかるなんて簡単に言っちゃだめだね。でも、信じてる。信じたい。だから、ありがとう。ありがとうね。自分なんかでいいのかな、と思っているより、与えられてるものがきっとあるんだと思ってくれている方が、私もうれしいです。

ラストはスパイダー!スタッフさんもステージギリギリの袖に出てきて、総出で客席と一緒に手を振る光景にグッとこないわけがないよ!温かかったな。スピッツ、愛されてます。

会場を出るとき、ステージを振り返る日と振り返らない日があるんだけど、今日は幸せを噛みしめるように何度も振り返った。
時計は20時5分を過ぎていて、シャトルバスの駐車場に辿り着くまでに人の波に揉まれ10分ほど。バスに乗れて発車したのが20時54分、渋滞はなく仙台駅に到着したのは21時26分だった。これなら乗り継ぎなしの夜行で帰れたな笑。でも焦ることなくゆっくり帰れたから全然いい♬そして萩の月は相変わらずおいしかった!また来たいなー、宮城。

さて、横浜で最後と思ったからもう締めの言葉は書いてしまったし笑、思いの丈はこれまででほぼ書き切ってしまったのだけど、思えばこのツアーが発表されてから、行きたいと思った場所にはすべて行くことができ、聞きたかった曲が聞け、しかも始まりと終わりを見届けられるという、私にとってこれ以上ないくらい大願成就なツアーでした。もう思い残すことはない!ただひとつ心残りがあるとすれば、横浜でマサムネに書いた手紙に、あなたの声が好きだと書かなかったことです。なんか...恥ずかしくて...きもちわるがられたら申し訳ないし...(嫌われたくないし...)でも、MCの言葉聞いてたら、ああ、ちゃんと伝えたかったなって。書こうと思えばいつだって書けるんだけどね。このタイミング、逃しちゃったな~っていうのは、ちょっとあるかな。あと、横浜で最後って書いたのに嘘ついてごめんなさい笑。
あなたの声が好きです。大好きです。


SPITZ 30th ANNIVERSARY TOUR “THIRTY30FIFTY50”
10/1(日)宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ(グランディ・21)

OP-SUGINAMI MELODYインストロメンタル-
01.醒めない
02.8823
03.涙がキラリ☆
04.ヒバリのこころ
MC
05.ヘビーメロウ
06.冷たい頬
07.君が思い出になる前に
MC
08.チェリー
09.スターゲイザー
10.惑星のかけら
11.メモーリズ・カスタム
12.波のり
MC
13.ロビンソン
14.猫になりたい
15.楓
16.夜を駆ける
MC
17.夢追い虫
18.正夢
MC
19.運命の人
20.恋する凡人
21.けもの道
22.俺のすべて
23.1987→
アンコール
24.SJ
25.スパイダー
  
Profile
100312_0316_01
name:トコ
◼︎天秤座のO型
◻︎HSPの傾向あり
◼︎INFJ
◻︎YOSHII FUNK LOVE
◼︎スピッツベルゲン

NO MUSIC, NO LIFEな
30代一人暮らしの日々。
ワークライフバランスを大切に生きる!
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【2019】

1/16 エレファントカシマシ
新春ライブ2019 日本武道館

2/28 新しい地図
NAKAMA to MEETING vol.1 ドルフィンズアリーナ

3/28 THE YELLOW MONKEY
9th Album 『9999』 世界最速先行試聴会 全曲生演奏 日本武道館

4/27 THE YELLOW MONKEY
THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2019 -GRATEFUL SPOONFUL- ♦静岡エコパアリーナ

4/28 THE YELLOW MONKEY
THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2019 -GRATEFUL SPOONFUL- ♥静岡エコパアリーナ

5/16 NOEL GALLAGHER’S HIGH FLYING BIRDS
NOEL GALLAGHER’S HIGH FLYING BIRDS JAPAN TOUR 2019 愛知・愛知県芸術劇場 大ホール

5/23 草彅剛
家族のはなし PART 1 京都劇場

5/25 THE YELLOW MONKEY
THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2019 -GRATEFUL SPOONFUL- ♣︎サンドーム福井

6/1 エレファントカシマシ
FM802 30PARTY SPECIAL LIVE 「RADIO MAGIC」 大阪城ホール

7/6 エレファントカシマシ
日比谷野音大音楽堂 2019

8/9 THE YELLOW MONKEY
THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2019 -GRATEFUL SPOONFUL- ♠日本武道館

8/12 エレカシ&スピッツ
ROCK IN JAPAN FES. 2019 国営ひたち海浜公園

9/5 スピッツ
新木場サンセット2019 STUDIO COAST

11/30 スピッツ
SPITZ JAMBOREE TOUR 2019-2020“MIKKE” 静岡エコパアリーナ

12/28 THE YELLOW MONKEY
THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary DOME TOUR ナゴヤドーム

【2020】

1/9 エレファントカシマシ
新春ライブ2020 大阪フェスティバルホール

1/29 スピッツ
SPITZ JAMBOREE TOUR 2019-2020“MIKKE” 大阪城ホール

2/11 THE YELLOW MONKEY
THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary DOME TOUR 京セラドーム

3/9 aiko
Love Like Rock vol.9〜別枠ちゃん〜 Zepp Tokyo
(オンライン無料/無観客)

5/4 Nulbarich
ONE MAN LIVE at 日本武道館 -The Party is Over- 2018.11.02
(オンライン無料/過去LIVE)

5/6 三谷幸喜
12人の優しい日本人を読む会~よう久しぶり!オンラインで繋がろうぜ~
(オンライン無料)

9/5 THE YELLOW MONKEY
30th Anniversary DOME TOUR 2019.12.28 NAGOYA DOME
(オンライン/過去LIVE)

10/4 エレファントカシマシ
日比谷野音大音楽堂 2020
(オンライン)

10/31 B'z
B'z SHOWCASE 2020-5 ERAS 8820-Day1 Zepp Haneda
(オンライン/無観客)

11/3 THE YELLOW MONKEY
THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary LIVE-DOME SPECIAL- 東京ドーム
(オンライン)

11/7 THE YELLOW MONKEY
THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary LIVE-YOKOHAMA SPECIAL- 横浜アリーナ
(オンライン)

12/7 THE YELLOW MONKEY
THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary LIVE-YOYOGI SPECIAL- 国立代々木競技場第一体育館
(オンライン)

12/28 THE YELLOW MONKEY
THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary LIVE-BUDOKAN SPECIAL- 日本武道館

【2021】

1/21,1/28 スピッツ
映画 スピッツライブ2020“猫ちぐらの夕べ”オンライン上映

6/30 スピッツ
SPITZ JAMBOREE TOUR 2021“NEW MIKKE” 日本ガイシホール

7/15 吉井和哉
UTANOVA ElectricLadyLand

8/29 吉井和哉
UTANOVA Billboard大阪 2ndステージ

9/9 吉井和哉
UTANOVA Billboard東京 2ndステージ
(オンライン)

10/3 スピッツ
SPITZ JANBOREE TOUR 2021“NEW MIKKE”THE MOVIE
6/19横浜・ぴあアリーナMM公演

12/9 吉井和哉
THE SILENT VISION TOUR 2021-22 Zepp Nagoya

12/23 草彅剛
アルトゥロ・ウイの興隆 ロームシアター京都

12/28 吉井和哉
THE SILENT VISION TOUR 2021-22 日本武道館

【2022】

6/2 藤井風
Fujii Kaze alone at home Tour 2022 アクトシティ浜松

11/10 スピッツ
Spitz Bergen 30th Anniversary Tour GO!GO!スカンジナビアVol.8 ぴあアリーナMM

【2023】

1/21 藤井風
Fujii Kaze“LOVE ALL ARENA TUOR” ポートメッセなごや新第1展示館

2/2 稲葉浩志
Koshi Inaba LIVE 2023 ~en3.5~ 横浜アリーナ
(オンライン)

4/2 エレファントカシマシ
35th ANNIVERSARY TOUR 2023 YES.I.DO 日本ガイシホール

9/5 SURL
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9/30・10/1 吉井和哉
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12/6 NOEL GALLAGHER’S HIGH FLYING BIRDS
NOEL GALLAGHER’S HIGH FLYING BIRDS JAPAN TOUR 2023 愛知・愛知県芸術劇場 大ホール

12/10 Jinyoung
2023 Jinyoung Japan Fanmeeting Tour Sweet Promise Zepp Haneda

12/19 スピッツ
SPITZ JAMBOREE TOUR '23-'24 HIMITSU STUDIO 日本ガイシホール

12/20 スピッツ
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12/28 THE YELLOW MONKEY
THE YELLOW MONKEY SUPER BELIEVER.2023 日本武道館
(オンライン)
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