生活、音楽、吉井さん
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Fujii Kaze“LOVE ALL ARENA TUOR” 1/21ポートメッセなごや新第1展示館
私にとって風くんの生ライブ2本目、初めてのアリーナクラス!
リアタイブログにも書いたけど、ライブを見ながら、Blu-rayで見た武道館から「5億倍かっこよくなってる...」と思った。生で見てるし、席もよかったし、「なってる」という表現が正しいかどうかわからないが、私の正直な主観の感想を残しておこうと思う。
あんまりにもかっこよくて、1回一人で思わず「ひゃあぁ」って声が漏れてしまったもんね笑。人はかっこいいものを見ると、どうしてこんなに幸せな気持ちになるんだろう。実はこの後、翌週の福井のチケットを取れるチャンスが一瞬あったのだが、まだ耳の調子が万全ではなかったことと、雪大丈夫かなと思って後ろ髪ひかれまくりながら見送った(雪積もったみたいだけど、なんとか開催されてよかった)。元気だったら絶対行ってたからー!それぐらい、風くんのアリーナ公演マジで最高でした。
あーー、無事に行って今こうして思い出に浸れていることにほんと幸せを感じている。というのも、今回はコロナとインフルに取り囲まれ、自分には低音難聴になりかけの症状が出ているというこれまで以上に逼迫した状況だったから。とにかく無事に会場の席に座ることだけを考えて、考えすぎてもしかして私は喉が痛いんじゃないかと何度唾を飲み込んで確かめたことか笑。まあ耳の方はライブのでかい音で自分の耳鳴りなんて聞こえんわと思っていたけど(こんな性格なのになぜこの病気になるよ...)ライブ中もライブ後も影響なく無事楽しむことができました。逆によくなったくらいだもんね(あくまで私の場合)。
そんな危機的状況を乗り越えて、金城ふ頭駐車場のゲートをくぐったのは17:18。開演40分前、ここまでギリギリの予定じゃなかったから焦ったけど、なんとか着いたー!下道で来たからだいぶ時間かかってしまった...。
ポートメッセと言えば、むかーーーしスノボ用品を買いにきたマンモスフリーマーケットの場所と思っていたけど、いや場所はあってるけど第一展示館は去年の10月に出来たばかりとは知らなかった。どうやら会場内の女性トイレの数が少ないらしいから、トイレは個室の多い駐車場ですませ(限界だったし)(いらん情報)ファニチャードームの横の遊歩道を通って会場へ。これが結構距離があって、しかも冷たい海風が吹き荒れてちょーーさむかった思い出。ロケーションは最高だったけど、ゆっくり景色を見ている間もなく早足で歩いてチケット切ったのが17:44、久々にこんなギリギリ。間に合ってよかったーー。と私は思ったけど、この時間でもチケット切る前にグッズ買いに行ってる人もいた。強い。感覚って人それぞれだ。
「ここの扉締めまーす!」と言われ慌てて適当に飛び込んだ会場内、中は「展示館」というくらいだから、ライブのための会場というよりはパイプ椅子が並べられた体育館タイプの会場だった。しかももう始まってる?ってくらい暗っ!と思ったのは私だけだろうか笑。
今日のお席はアリーナD。会場が新しいから参考になる座席があんまり出てこなくて、まあでもDだし大抵は後ろの方だよなあと思っていた。でも、そうじゃなかったんだこれが。
※この先ネタバレ
なぜなら、センターステージだったから!!
ステージをA、B、C、Dで囲んで、E以降がブリージアという感じだったかな。適当に飛び込んだから半周くらい歩いて席に辿り着くと、アリーナだからステージから一列目まで距離はあるけど、私の前には8人しかいない。隣の人に近いですねー!って話しかけそうになりながら、静かに開演を待つ。はー、無事ここに座れた。今年最初の私の最大の目標を達成して、これからこの距離で風くんに会うんだ思うと急に心臓がドキドキしてきた。BGMにはホールの時と同じく、ジャズやR&Bがうっすらかかっている。
腕時計を忘れて正確な時間はわからないけど、話し声で少なくとも8分押していることがわかった。やっぱりトイレの行列で押してるのかな?大丈夫かなあ?少し会場がざわつき始めたとき、やっと照明が落ちた!
SEが流れて、ステージの上部に設置された立派なモニターにツアータイトルのロゴ。拍手していると画面が切り替わって、風くんのアップ!同時に会場のどこかでざわめきが起きて、このタイミングで全員立ち上がる。わー、客席通ってきてくれるのね。ざわめきが起こる場所が反対方面だったので、おとなしくモニターを見ながら様子を見守る。風くんは長着(着流し?)にベージュのチェックっぽいどてらを羽織っているような、とにかく江戸の長屋に住む庶民みたいなラフな和装姿で自転車をこいでいた笑。スタイリング次第でどうとでもキメられる容姿を持っているのに、あでも、そういうキメキメじゃない風くんだからいいのかもね。などと考えていると、どうやら彼はステージに到着し、一旦姿が見えなくなる。
ステージには中央に黒いケーキみたな円柱型のセットがあって、中身がせり上りピアノと風くんが現れた。現れた風くんは思いっきり我々側からは後ろ姿で、後ろのR&Bが好きそうなギャル2人が後ろかよー!とウケていた。後ろ姿もいいものよ、と私は謎のお姉さん目線で背中を見つめる。どてらを脱いで黒い着物に衣装チェンジ。モニターが大きくてとても見やすい。1曲目はThe sun and the moon。英詞だったからカバーかと思っていたら風くんの曲だったのね。そういえばそんな話を見たような見てないような。もったいないことをしていた。なめらかなピアノ、いい歌声、これを今日も聞きに来た。
歌い終わると、立ち上がってまず深々とお辞儀をしながら「お疲れ様です」とねぎらってくれた笑。ライブに行く人生も長くなってきたけど、開口一番にお疲れ様を言ったアーティストは初めてだ。仕事してきたの知ってた?ありがとう。お疲れ様です(人生お疲れ様ですという意味だったのかも)。続けて「トイレ行ってますか、自由ですから、好きなタイミングで行ってくださいね」とも。MCで今のうちに、はみんな言うけど、自由に好きなタイミングで、も初めてかも笑。それからこの会場について、ツアーもちょうど半分くらいやってきて、一番個性的な会場やなと思ったそうです。「こんな変わったところまできて下さってありがとうございます」とやや会場泣かせな?お礼を述べたところで、Relaxしてね、Welcome to my room.Welcometo my Garden.と繰り返し、ピアノの前に座る。丸いステージがターンテーブルのように回って、後ろ姿から横顔に変わった。
弾き語りでガーデンを歌い始めた風くんが、言葉じゃ言い表せないようなとても優しい笑みを浮かべながら、びっくりするくらい優しい声で歌うものだから、私は息が止まりそうになって、次の瞬間には涙が溢れて止まらなくなった。彼がガーデンを歌うと、どうして「生きてていいんだよ」って聞こえるんだろう。どうして私は、こんなに泣いてるんだろう。
次は深呼吸しましょうと、泣いて昂ぶった気持ちを落ち着かせるようなロンリーラプソディー。そして次はみんなで歌いたいと、ここでついに私にとってコロナ禍初の歌声解禁。もうええわ初めて!うれしい!まずは練習、「もうええわ~♪ちょっと高くなるけど、もうええわ~♪」と風先生のレクチャーがあってから、会場からの\\もうええわ~♪//うわあこの感じ、ほんっっと久しぶりだ...。「ええ声やね~」と褒めてくれる風先生。こんな風に褒めてくれる人をもう一人知っている。早くこの声を吉井さんにも聞かせてあげたいな(すぐ吉井)。
「一緒に旅をしましょう」という言葉がうれしかった旅路。「すべての出来事には意味があるから」って、この前友人も同じことを言っていた。私のこの耳は私に何を伝えたいのか(休めとは言ってるんだろうけど)今も全くわからない。でもこれも何か意味があるのかな。2番のあたりで、歌詞を間違えてしまって口をへの字に曲げて泣き顔になる風くん笑。後ろのギャルズが「かわいー!!」とはしゃぐ。ギャルにもモテる藤井風。あとこれ、旅路のときだったと思うんだけどもうええわかもしれない、途中で風くんがブレイクを入れたタイミングがあって、私は邪魔しないようにと手拍子をやめてしまったんだけど、会場全体の手拍子は続いていて、その音に耳を傾けるように風くんは目を閉じて頷くようにリズムをとると、気持ちが良いほど手拍子とぴったりのタイミングで演奏を再開した場面があった。それがどうしたと思われるかもしれないが、多分ステージにいると手拍子の音はかなりズレて聞こえるはず。それなのに、あまりにも自然に会場と風くんの息が寸分の狂いもなく合ったあの瞬間が、私には神懸かっているように思えて感動すら覚えたという話。勘違いかもしれないけど、勘違いじゃないかもしれない話。
暗転して、円柱型のステージが上にせり上がっていくと同時に生バンドの音!みなさんあの中にスタンバってたのね~!不調の左耳にビリビリ響くこともなく、臨場感たっぷりのおしゃれサウンドが今正に目の前で産み出されている。めっちゃいい音...生ってさいこう...と思っているところへdamn投下!!ド派手なライトの中、どこからともなく現れた風くんは白いシャツ?と白いワイドなボトムに煉瓦色っぽい袈裟風の布を斜め掛けしている衣装に早着替え。ダンサーズも加わって、私から見て90°下手側のステージで振りを交えながら歌う風くん。ホールの時のカラオケ設定も楽しかったけど、生バンドでダンスありきのdamnはとにっかくハチャメチャにかっこよくて、飛び跳ねて踊り狂いたいくらいぶち上がった。最後はちゃんとコロッケ風の変顔してたのおもしろくてかわいかったな笑。
立て続けに今度はへでもねーよで目の前のステージに風くんきたーー!!特攻の炎がここまで熱い。いやちょっと待って、この距離で見るへでもねーよの破壊力...かっこよすぎて目が釘付けになってしまう。やだ、衣装が少しはだけて胸が見えるのがエロいだなんて恥ずかしくて言えない...(言っとるがな)。10歳下の子に私はなんてことを、あああああ(頭抱え)ごめん、少しでもキモさを軽減出来るようできるだけ綺麗なお姉さんでいるようがんばるね(何を言ってるんだ?)つまりまとめると、私、心の底からDブロックでよかった。
次は上手側に移動して、わーやった!ホールではなかったやば。この曲、生バンドの迫力もあってすごくライブ映えしてた。ライブで聴くと自分の中の葛藤がさらに押し寄せる感じがしてもっと好きになった。それからあれはこの曲だったか違う曲だったか...アウトロでスタッフさんが風くんに楽器を背負わせにきて、最初よく見えなくてギターかと思ったら違う!鍵盤だ!!もう立ちながら背負った鍵盤弾く姿がむーーーーっちゃくちゃかっこよくて、思わず「ひゃあぁ」って声出ちゃったのはその場面でのこと。でもまさかのどの曲だったか全然思い出せないというね。あんな印象的な場面だったのに!うそぉ...自分がありえん...。それだけ頭パーンしてたということだろうか笑。
ここまでで一旦区切り。だったはず。おもむろに「こども~!」とコールし出してさっきまでとのギャップ―!!ってなった。こども~て笑。「かわい~!」というあなたもかわいいわ、と和んでいると次「年寄り~!」って言って吹いた。「かわい~!」いやうそでしょwww「若者~!」「中年~!」という斬新なコールに笑いながら、とりあえず若者...とは言えないしなあと中年で手を振っておいた。中年...にもまだちょっと早いかな...笑。若者と中年の間ってなんだ?
あとメンバー紹介の場所が曖昧なのでここで。みなさんお若い...ってどんな感想だよ。普段ベテラン勢を見ているものだから若さに耐性がなくておかしなやつでごめんなさいね。いつも素晴らしいアレンジのYaffleさんに直にお目にかかれて光栄でした。
「次はHELP EVER HURT NEVERからやってみたいとおもいます」という曲紹介で、TAIKINGさんのギターからバンドによるめたくたおしゃれなサウンドが奏でられる。おおおお、この表現で合ってるかわからないけど、例えるならチル風の優しさ!!心臓がドキドキする。やばい...このアレンジめっちゃ好きだ...。もうええわの時から思っていたけど、これはもう映像化したら100%買うことをそっと心の中で決意した。Fujii Kaze “LOVE ALL ARENA TOUR”
バンドメンバー発表です!
Gt.TAIKING(Suchmos)
Ba.小林修己
Dr.上原俊亮
Key.Yaffle
お楽しみに! pic.twitter.com/oD6Cg2b27S
— Fujii Kaze Staff (@fujiikazestaff) December 14, 2022
曲の最後の方で、急に後ろのギャルズが騒ぎ出した。何事!?と思うと、さよならべいべをバックにステージを降りてくる風くん!首にバラエティでよく見る顔を映すカメラを提げて笑、自転車に乗って始まりとは反対方面を走り出す。つまり今度は、我々の後ろを通り過ぎるはず!私は後ろを向くと前から2番目になる席。距離はあるけど、しっかり見える位置だ。今か今かと待ちわびて、みんなで「くる?くる?きたきた!!」ってなる時の感じが好き笑。右へ左へ忙しく首を振る風くん、一瞬だったけど「風くーん!」って私も名前呼んじゃった。たのしかった。去っていく後ろ姿を見ると、肩幅があってガッシリして見えるけど、余計な肉がついていない細い腰に「ほそい...」って声に出てしまった笑。隣の方と目が合って、「うれしいですね」と声をかけてくれたので「ね!」と満面の笑みで頷いた。ちょっとタメ口みたいになっちゃったかな...(気にしい)。
ステージに戻って、さよならべいべの続き。サビのワイパーを楽しんだ後は、ピアノへ向かい死ぬのがいいわ。最後に倒れ込むパフォーマンスがこっち側のステージだったのでひゃん!ってなる。倒れたまま、アカペラで「青春の病に侵され~」と歌い始め、青春病へ。MVと同じように、腕を前に出す振りを一緒にやるのも楽しかったな。
暗転中、モニターにティアードロップのサングラスをかけた風くんが赤い壁の部屋にいるイメージビデオ...?みたいな映像が流れ、これは笑うところなのか悩んでいるときらりが始まった。いやなんか顔がいいから絶妙に悩むラインだったんだよね笑。ちなみに後ろのギャルズは引きながら笑ってた。正直。
ここからのきらり、燃えよ、まつりの畳みかけは楽しすぎて一晩中続けばいいのにとさえ思った。まつりでは円柱型のステージでホールの時と同じようにマイクスタンドでのパフォーマンスだったのだが、この状況がそう思わせたこともあるかもしれないけど、ホールの時より磨きがかかってさらにスター性を増した姿に心の中で何度「かっこいい...」と思ったことか。
高いステージを降りながら、「違うように見えるけど、上でも下でも浅くても深くても、みんな同じだって伝えたかった」と話す風くんが急にまた近い人に思えた。下手側のステージに立ってスタンバイ中、手で顔を覆いながら照れ笑い。ここまでやってきてまだ照れる風氏のピュアさよ...。からの、始まってスイッチ入れたときのギャップ。好き。graceはなんていうか、私には神々しすぎてあまり聴いてなかったんだけど、ここで聴いてから帰り道に一番聴いて帰った。「ただいま朝日 おかえり夕日 やっと共に 廻り始める」っていう歌詞が一番好き。苦しみから明けたとき、こういう気持ちになるよね。「あたしに会えて良かった やっと自由になれた 涙も輝き始めた」風くんの歌は、自己肯定感が低い心にふと光をもたらしてくれる。
ダンサーズの紹介をして、みなさんとはお別れ。一緒に振りをする場面で、とってもいい笑顔をこちらに向けてくださっていたのがむちゃくちゃ好印象でした。さすがチーム風。
「早いもので最後の1曲になりました」\\えーー!!//うれしそうに照れる風くん、「えーなんて言われたことなかったから」そっか、コロナ禍のデビューでこの歓声を知らないんだ...これから何っ回でも言ってあげるよ。言いたい!言わせて!!(もういいから)
ここからはスマホを出して、写真でも動画でも好きにしてくださいと、最後は撮影会を交えた何なんw。私は数枚だけ適当に(適当かよ)写真を撮ったけど、あとは心のフィルムに収めながら歌を楽しんだ。みんな撮影してたら\何なん!/って出来ないやーん。それでええんかーええのんかー(ええようです)。優しい風くんは今までになくステージをぐるぐると回っているのが愛おしかった。
「気をつけて帰ってくださいね」「旅はまだまだ続くんですから」「幸せでいてください、これ基本」と声をかけてくれ、ステージを降りていく。客席を見ながら、ぎこちなく両手でハート作ったり、指ハートをしたり。ずっと見守っていたらいつか、すっかり慣れたね、とか、いつまでもぎこちないのね、とか、思ったりするんだろうな。
デビュー3周年おめでとう。いつも一つ桁が違う人達を見てきたから、3だなんて、なんて可愛らしい...と思ってしまうけど、前回のアリーナツアーもスタジアムも見ていない私は今回のステージを見て、1回しかチケットを取らなかったことを後悔するくらい本当にステージの進化がすごいと思った。曲も増え、ダンスも交えたステージ、想像以上に最っ高にかっこよかった。
まだまだ私はあなたに興味津々。また次のステージを見るのが楽しみで仕方ないです。
また名古屋来てね。
Close 20:00
関係ないけど偶然。
Fujii Kaze LOVE ALL ARENA TUOR
1/21 sat. ポートメッセなごや新第1展示館
セットリスト
1.The sun and the moon
2.ガーデン
3.ロンリーラプソディ
4.もうええわ
5.旅路
6.damn
7.へでもねーよ
8.やば。
9.優しさ
10.さよならベイベ
11.死ぬのがいいわ
12.青春病
13.きらり
14.燃えよ
15.まつり
16.grace
17.何なんw
風くんインスタ
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オカザえもんと風くん、シュール笑。